突然ですが、みなさん、
東洋医学って、ご存知ですか?
最近は、ドラッグストア等でも手軽に
購入できる、漢方薬。
東洋医学で、使われる、お薬です。
本来、漢方薬は、病院でもらう薬と違って、
「この症状だから、これ!」という
飲み方を、する薬では、ないのです。
同じ症状でも、その人の体質によって、
合う漢方薬は、全く、変わってきます。
一体、どういうことなのか?
陰と陽、がキーワードです!
今回は、東洋医学の陰と陽の謎に、迫ります。
陰と陽とは?
私たちは、ヨーロッパを発症とする
「西洋医学」を基にし、
普段、病院で診断・治療を受けています。
それとは別に、中国を発症とする、
「東洋医学」というものが、あります。
東洋医学では、この世の、あらゆるものは、
「陰」と「陽」の2つの要素で、
成り立っていると、考えられています。
体質はもちろん、食べ物もそうです。
陰性体質、陽性体質とは
どんな特徴が、あるのか、挙げてみます。
9月〜2月生まれ、色白、水太り
冷え性、低血圧、低体温、声が細い
心配性、貧血
3月〜8月生まれ、筋肉質、活発、
声は太く張りがある、
食欲旺盛、冷たい飲み物食べ物を好む
あなたは、どちらに多く、
あてはまりますか?
実際の、東洋医学の、診察においては、
どちらに、多く当てはまるか、だけで
判断はしません。
問診はもちろん、
脈を診たり、お腹に触ったり、
舌や、爪の状態なども見て、見極めています。
食べ物にも陰陽がある!
体質と同じように、食べ物にも
陰・陽があります。
陰性の食べ物
- 体を冷やす食べ物
- 暑い国や地域、夏に採れる
- 水分が多いもの、葉野菜
夏野菜(トマト、ナスなど)
白砂糖、パイナップル、バナナ
レタス など。
陽性の食べ物
- 体を温める食べ物
- 寒い国や地域、冬に採れる
- 水分が少ないもの、根菜類
味噌、醤油、ごぼう、牛肉、
にんじん など。
陰性体質の人が、陰性の食べ物ばかりを、
摂取していると、
体が、どんどん陰性に、偏っていきます。
同様に、陽性体質の人が、陽性の食べ物を
多く摂取すれば、
どんどん、陽性に、傾いていきます。
陰性に傾くと、体のだるさ、
めまい、冷え性などの、症状が出ます。
陽性に傾くと、肝臓障害、体の火照り、
イライラ、などの症状が出ます。
陰性と陽性のちょうど中間を、
「中庸」と言います。
中庸というのは、陰と陽の、バランスが取れ、
最も理想的な、状態とされており、
疲れにくく、免疫力も高いです。
多くの場合、人は、陰か陽かのどちらかに
傾いているので、普段食べる物の
力を利用して、中庸体質を、目指しましょう!
最後に
昔から、夏の暑い時期は、夏野菜を食べて
体を冷やすと良い、と言われてきましたよね。
陰と陽、というのは、実は、昔から
私たちの生活に、自然と、
根付いていることなのです。
旬の食べ物は、陰と陽の
バランスを、取ってくれます。
旬の食べ物を、一番、おいしい時期に食べる。
とっても、単純なことですが、
これって実は、私たちの、体にとって、
すごく、理にかなったことなんですよ!
いかがですか?
東洋医学の、世界は、
本当に、奥が、深いです。
でも、私たちの、一番身近な、
食べ物で、陰・陽のバランスは、
十分、整えることが、出来ます!
陰と陽について、考えながら、
体質改善してみましょう!
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