「犬」は、私達人間にとって、
とても、身近な動物ですよね。
ペットとして、犬を飼われている方も、
多いんじゃないかと思います。
私も実家で、ミニチュアダックスフントを
飼っています!もう、おじいちゃん犬ですが、
とっても可愛いです。
そんな犬ですが、犬と狼は、
見た目が、よく似ていますよね。
そのため、「犬は狼から進化した」と言われれば、
何となく、そんな感じもしますよね。
でも、実際のところは、どうなのでしょうか?
ここでは、犬は狼から進化したのか?について、
最新の研究結果を、ご紹介します。
犬と狼の違い
犬と狼の違いは、以下のようなものです。
- 犬は飼いならすことができるが、狼は難しい。
- 狼は犬より顎の力が強く、筋肉も発達している。
- 犬にみられる巻尾が、狼にはない。
- 犬は小型犬から大型犬まで様々な犬種がいる。
- 狼は群れを作るが、犬は作らない。
最新の研究結果
犬は、私達にとって身近な生物ということもあり、
その、進化の歴史については、
昔から、数多く研究が行われてきました。
犬は狼と比べて、異種交配が行われていたため、
種類ごとに、特徴も大きく異なり、
進化の歴史が、よくわからなくなっています。
犬の始まりには、諸説ありますが、
「犬は狼から進化した」というのが、
最も有力な説とされてきました。
しかし、最新の遺伝子研究によって、
「犬は狼から進化した」のではない
ことが、わかってきました。
正しくは、「犬と狼は祖先が同じ」と
いうことのようです。
つまり、犬が狼から進化したのではなく、
犬も狼も、絶滅した「狼っぽい」イヌ科の生物から、
進化したということです。
この生物は「トマークタス」という名前で、
狼・狐・狸など、イヌ科の生物の祖先と考えられており、
かつて、北アメリカに生息していました。
何となく「犬は狼から進化した」と思っていた人も、
多いのではないでしょうか?
私もそう思っていたので、意外でした。
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「犬は狼から進化した」説について
このように、最新の研究結果では、
「犬の先祖は狼ではない」ことが、わかってきました。
それ以前に信じられていた、
「犬は狼から進化した」説についても、少しご紹介します。
この説によると、犬と狼は、
なんと13万5千年も前に、分岐したということです。
13万5千年前は、遥か昔ですから、
もちろん実証できる証拠は、何もありません。
遺伝子レベルの、研究結果です。
犬が狼から進化を遂げるには、DNAの配列の変異が
生じるため、13万5千年という歳月が必要であると
考えられています。
このように、現在では、
「犬と狼は祖先が同じ」説と、
「犬は狼から進化した」説が、あるようです。
「犬と狼は祖先が同じ」説が、最新の研究結果とはいえ、
「犬は狼から進化した」説も、
完全に否定された訳ではありません。
遺伝子レベルの研究で、推測の域を出ないため、
なかなか断言するのは、難しいようですね。
いかがでしたか。犬は狼から進化したのか?について、
最新の研究結果を、ご紹介しました。
犬と一言にいっても、
シベリアンハスキーのような、ワイルドな犬から、
チワワのような、かわいい犬までいます。
犬ですら、元々の先祖が同じというのは、
何だか不思議な感じが、しますよね。
犬と狼の関係については、またこれから、
新しい説が、出てくるかもしれません。
その時はぜひ、注目してみて下さいね!
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