昨年は、アベノミクスの影響もあり、
円安ドル高、株価上昇など、
景気回復の兆しがみえてきました。
不動産市場では、昨年に続き、
今年に入っても、新築・中古マンションともに、
売れ行きは好調で、販売価格も上昇しています。
マンションを買おうと思っているが、
タイミングを決めかねている、という方も
多いと思います。
一体、今後のマンション市場は、
どうなるのでしょうか。
今後は更に価格が上昇傾向にある!?
2020年東京五輪の開催決定で、
工事費が上昇しています。
更に、建築費高騰、人件費の上昇などで、
今後、マンション販売価格に、
影響が出てくることが予想されます。
ただ、これらの要因が、急に価格に反映される
わけではありません。
景気が回復傾向にある、と言っても、
購入者の所得増加には、まだ繋がっておらず、
値上げによって、市場が落ち込む事も予想されます。
また、消費税率引き上げによる需要減を
想定して、今のところ、慎重な価格設定の
新築マンションが多いです。
が、それも、夏までかもしれません。
地価上昇により、仕入敷地金額も上がっており、
遅かれ早かれ、これらの分は、確実に
価格に反映されるでしょう。
一方で、景気回復の兆しが見える前に、価格を
決定した物件や、増税後の2013年10月以降に
販売開始した物件価格は、あまり影響は見られません。
もしも、購入を希望している地域で、
それらの住戸があれば、
検討すべきかもしれません。
中古マンションは既に上昇
中古マンションの販売価格は、ほとんどの
都道府県で上昇傾向にあります。
首都圏においては、昨年1~11月の
中古マンション成約件数が、全ての月が
前年比を上回っています。
これにより、新規の売り物件が減少、
さらに在庫の物件も、減少してることから、
需要が供給を上回り、中古マンション価格が上昇。
消費税率引き上げ後、この上昇傾向は、
少し落ち着きつつあります。
しかし、人気の物件や、需要の多い地域では、
今後も上昇されることが、予想されています。
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今後のマンション需要はどうなる?
新築・中古ともに、今後上昇傾向にある、
と見られていますが、需要は、引き続き、
好調が続くと予想されています。
消費税増税しましたが、住宅ローン減税制度拡充、
東京五輪開催決定もあり、都内は依然、
人気が続くと考えられます。
将来の資産として考えているならば、
購入する場所も、重要になってきますね。
2015年10月には、消費税が10%になります。
その事も考慮して、今後、検討して行きたいですね。
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