数学は、とにかく公式を頭に入れて、
練習問題を、ひたすら解く。
英語は、文法や単語を覚えて、コツを掴む。
他の教科にしてみても、教科書や参考書の内容を、
一通り覚えて、練習問題や過去問題を解いていけば、
入試の対策になります。
「これ、この間解いた問題と、似てる!」なんてことも、
よくあるので、実感している人も多いでしょう。
ただ…。
国語は、勉強の仕方が分からない!という人も、
多いのでは。
というのも、国語の問題は、
「次の文章を読んで、要約しなさい」
「この時の主人公の気持ちを、100文字以内で書きなさい」
など、決まった答えが、無いことがほとんど。
いくら練習問題を解いたところで、意味ないよ!
と感じてしまいがちです。
入試の国語の対策をしたくても、手の打ちようが無い…
いいえ、そんなことはないはず!
もしかしたら、考え方次第で、得点アップが、
期待できるかも!?
答えは書いてある!?国語の問題
国語の入試問題で、大きなパーセンテージを占めるのが、
文章読解です。
1問正解で、10点もらえるなど、
配点が高いことが多いので、外したくない、
問題です。
「次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい」
国語の、読解問題の冒頭は、ほぼこの問いから始まる、
と言っても、過言ではありません。
ですから、ホントは、こんなに親切な教科は、無いのです。
だって、答えは全て、問いの文章の中に、あるのですから。
書かれている文章を、正しく読み取り、設問の意図を、
正しく読み取る。
そうすれば、点数が取れるのです。
それができれば苦労しないよ!
まさにその通り。それができないから、
悩んでいる人が多いのですよね。
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読解力をつけたい!でもどうやって?
文章を正しく読み取る力、それが読解力。
この読解力、国語の問題を解くにはもちろん、
他の教科にとっても、必要なものです。
それ以上に、入試だけでなく、社会に出てからも、
読解力が無ければ、苦労することになるでしょう。
普段生活する上でも、読解力は必要不可欠です。
では、この読解力はどうやったら、
身に付くのでしょう?
読解力を身に付けるなら、まずは読書。
というのが、一般的だと思います。
しかし、単に文字を目で追うだけの読書では、
読解力は、身に付きません。
大切なのは、想像力を働かせることです。
文章を読みながら、例えば小説なら、その情景を思い浮かべ、
登場人物の心の動きを、想像してみる。
何故こんな行動をしたのか?このセリフを言ったのか?
文章を読むときに、常にそれらをうっすらと、考えるのです。
小説以外の文章でも、この文章を書いた人は、
一体何を伝えたかったのか?
それを意識しながら、文章を読むことが、読解力につながります。
国語の入試は読解だけではない!
前述したように、文章読解力は日常生活にも必要で、
配点も高いので、是非会得したい力ですが、
一朝一夕で身に付くものでも、ありません。
文章読解能力は、日々努力して身に付けるとして、
暗記で乗り切れるものは、ちゃんと頭に入れておくことも、
重要です。
漢字問題や、文法など、1問あたりの配点は低くても、
数が多いのが特徴です。
全問正解すれば、ある程度、まとまった点数が取れるので、
問題集やドリルで、数をこなしましょう。
国語は、日本人として、身に付けておきたい教科です。
まずは入試のために、必要なものですが、今、
勉強したことは、きっと大人になってからも、
役立ちます。
難しく考えず、将来のために、頑張りましょう!
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