メールやLINEが主流の今の時代、はがきや手紙を出すということ自体が減ってきましたね。とはいっても、ビジネスシーンでは、いくらメールでの連絡が主流になったとは言え、手紙を郵送することも多いです。
先日、職場で新人のAちゃんに急ぎで出したい郵便があるからと、コンビニで切手を買ってポストに入れてきてほしいとお願いしました。その日は土曜日で郵便局が休みだったんです。
Aちゃんが困惑しながら私にひと言「コンビニで切手って買えるんですか?どうやって買うんですか?」
メールやLINE世代で手紙なんて書かないから、切手なんて買う必要もなく…。かなりのジェネレーションギャップを感じましたが、知らないのも当然かと思い、コンビニで販売されている切手の種類や購入方法、注意点について説明してあげることにしました。
切手販売しているコンビニと購入方法
大手のコンビニのほとんどで切手は販売されています。切手を取り扱っている主なコンビニ一覧です。
・セブンイレブン
・ローソン
・セイコーマート
・ファミリーマート
・ミニストップ
・ポプラ
ただ、同じコンビニでも地域またはお店によって、取り扱っていない場合もあります。もしかすると売っていないかも…と思う場合には、利用予定のお店に問い合わせてみてからの方が確実でしょう。
切手は他の商品のように店頭に並んでいるわけではありません。保管されている場所が別にあるため、購入するときにはレジで店員さんに声かけしてください。
例「82円切手5枚買いたいのですがありますか?」
取り扱っている場合には、店員さんが持って来てくれるので、後は普段の買い物と同じようにお会計を済ませてください。
その場ですぐに貼ってポストに投函したい場合もあるでしょう。そんな時は、お会計の時にその旨を伝えると、水で湿らせてあるスポンジか水のりを貸してくれます。親切な店舗では、すぐ使うかどうか店員さんから聞いてくれる場合もあります。
販売されている切手の種類
切手販売をしているコンビニでは、郵便局と違って全ての種類の切手を販売しているわけではありません。コンビニで販売されている主な切手の種類は次の通りです。
・10円
・62円
・82円
・92円
・120円
普通ハガキや手紙に必要な額の62円や82円切手をメインに、使用頻度の高い切手が販売されていることが多いです。ただ、地域や店舗によって取り扱っている種類が違います。
その店舗でよく出る額面の切手を用意しておくため「A店のセブンイレブンでは100円切手があるが、B店では販売していない」というように同じコンビニでも違いがあります。
また、コンビニで購入できる切手は主に普通切手で、特殊切手を販売しているところは少ないです。特殊切手の取り扱い判断は店舗ごとで違います。
※特殊切手~毎年同じ時期に発行されるもの、和のシリーズ・天体シリーズなどテーマに沿ってシリーズで発行されるもの、何かのキャンペーンで発行されるものといった切手をまとめて特殊切手といいます。人気シリーズは発行されることを楽しみにしている方も多いです。
コンビニで切手を購入する時の注意点
コンビニでは郵便物の重さを測って料金を決定する事はできません。郵便料金の決定は郵便局の業務であって、コンビニは切手やはがきの委託販売業務のみを行っているからです。
重さを測ってもらうことができないため、あらかじめ必要な郵便料金を知っておく必要があります。料金設定は日本郵政HPに記載されているので参考にしてみてください。自分で測ったけど不安だなという方は、郵便局で出すようにしましょう。
まとめ
コンビニでも切手が買えるのは便利ですが、郵便料金がはっきりわからないといったデメリットがあります。販売されている切手の種類も限られていますから、郵便局で出す方が安心で確実ですね。
今回、たまたま土曜日に急ぎの郵便があったため、コンビニで切手を初購入することになったAちゃんは「ひとつ勉強になりました!」と笑っていました。Aちゃんに限らず、手紙を書くこと自体減ってしまった今、コンビニで切手が買えることを知っている人も少ないのかもしれませんね。
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