着物の種類!振袖は3つに分けられるってホント?!

この春に小学校を卒業し、中学生になった息子の卒業式と入学式には、思い切って着物を着ていきました。今回のような子供のセレモニーに親が着物を着ていた人は、私が見る限りではクラスの1割ぐらいでした。

普段からめったに着物を着ることがない私にとっては、セレモニー用のスーツを着る時より何倍も準備に時間がかかったし、着物を着ての所作も洋服と違って動きにくいので大変でした。

帰宅した後はぐったりしながら後片付けをしたのですが、それでも次回は1年後の娘の高校の卒業式に着物を着ていこうと心に決めたのは、やはり着物の良さに触れたからなんでしょうか。

若かった頃はまだ着物のこともよく知らず、成人式には振袖を着ることがだけしかわかっていなかったものでした。しかし、結婚の折に両親に用意してもらった留袖一式を見て、着物にも色々と種類があってTPOがあることも知りました。

振袖については、1回着ただけで通過してしまった感もあるのですが、今度は自分の娘の振袖も準備してあげなければいけないようになります。留袖のように振袖にも種類があるのでしょうか?今後のために、気になっている着物の種類について調べてみました。

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着物にも格式がある

着物には、正装から普段着まで様々な格付けがあります。結婚式などフォーマルな場面では、着物も洋装と同じようにドレスアップしていかなければいけません。

着物の中でも最上級の正装とされるのは、

  • 打掛
    白無垢・打掛などの花嫁衣裳
  • 黒留袖
    既婚女性の第一礼装で、新郎新婦の母や親族が着用します。五つ紋が入った黒地に裾のみに柄の入る着物になります。
  • 喪服(黒紋付)
    黒一色で五つ紋が入った着物で、葬儀の時に着用します。
  • 本振袖
    未婚女性が着用する最も格式の高い正装です。美しい絵羽柄の入った袖の長い着物で、成人式や花嫁衣裳、披露宴でも着用されます。

つまり、振袖は未婚女性だけが着ることのできる最上級の正装ということになるんです。

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なぜ振袖は未婚女性が着るの?

しかし、数ある着物の種類の中でも振袖だけは未婚女性が着るもの、とされているのでしょうか?

実は、歴史を遡ってみても、着物の種類で既婚未婚での区別はなかったとされています。やがて江戸時代になり、振袖は若い女性の正装という認識が一般的になりました。

17世紀後半に栄えた元禄時代には、華やかな文化が花開いた時勢とあって着物の文化も一気に華美になりました。振袖の袖も今までよりもどんどん長くなっていきました。

一説には、踊りを習う女性が多くなったことや、自分の気持ちを口では表現しない奥ゆかしい女性の時代に、男性に対する好き嫌いの意思表示を振袖の袖を振って表していた、とも言われています。ゆっくり袖を振ると「気がある」さっと振り払うように袖を振ると「気がない」など、現代にも「告白して振られる」と言った語源にもなっている説もあります。

振袖の袖を振って好き嫌いを表す必要のない既婚女性は、振袖を着る必要性がないし、誘いにも乗ることはありませんよ、という証となったことが既婚女性が振袖を着ない理由になったと言われているんですね。

振袖の種類は3つ

では、振袖にはどんな種類があるのでしょう。実は振袖にも3つの種類があります。主に袖の長さによって種類が分けられているんですよ。

大振袖

未婚女性が着る着物の最上級の正装になるのが、大振袖です。袖丈は114cmほどとなるため、小柄な女性は袖を引きずってしまう恐れがあるとも言われているほど、袖が長いことで知られています。

主に、披露宴でのお色直しで着ることが多いのが大振袖になります。華やかに柄が入ったものや色無地などデザイン豊富で、振袖の中でも気品と艶っぽさのある着物です。

中振袖

袖の長さが100cmの着物を中振袖と言います。大振袖に次ぐ準礼装となります。成人式でも多く着用されるのが中振袖で、パーティーや披露宴などの御呼ばれや、結納の時にも着ていくことができます。

小振袖

袖丈が85cmの小ぶりな袖の着物を小振袖と言います。袖丈が短い文、動作もしやすく活動的に見えるのが小振袖です。卒業式で、袴に合わせて着るのが小振袖になります。成人式でも着用されることが多く、袖が短いので可愛らしく見えますよ。

まとめ

振袖には3つの種類があるんですね。すべての振袖が一緒の物だと思っていましたが、娘の成人式の前に振袖の色々なことを知れてよかったです。

確かに、卒業式で着る袴に合わせる着物は、留袖にしては袖丈が長いような気がしていましたが、小振袖だったという訳なんですね。納得しました。着物はやっぱり華やかでいいものです。振袖の袖の長さによって、立ち振る舞いも変わってきそうですよね。

振袖は若いうちに着れるもの。馴染みのない年代ではありますが、振袖のおしゃれを楽しみたいものですね。

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