あっ!うっかりしてた!高校生の娘の通学定期券の期限が、連休を挟んでいるうちに切れていることが発覚。ちょうど娘が学校に着いた頃に、娘からLineからメッセージが届きました。
「今日と明日はJRと私鉄の切符を買って改札通って、明日の朝か夕方に定期券を買ってね。」と返信しました。今日のうちに定期券の購入代金を準備しておかないと・・・。
夜になり、帰宅した娘から「久しぶりに電車の切符買ったよ。いつもと違って切符って小さいからなくしそうだよ。」と。じゃあ、電車を降りる時にポケットとかいろいろゴソゴソして探したんでしょう?と言うと「正解!」と娘の返事にお互い苦笑してしまいました。
でも、電車に乗って切符をなくした場合って、どうしたらいいのでしょう?何か特別な手続きをしないといけないのかしら。万が一のために、調べてみましたよ。
電車の切符をなくした場合には?
電車を降りて改札を通る時には切符が必須です。もし、切符をなくした場合には、まずは改札口前にある駅員の居る窓口に行き「紛失再発行」の手続きをします。これは、JRでも私鉄でも共通のこととなりますよ。
紛失再発行の手続きとは?
電車の切符をなくした場合には、切符の原則的なルールに則ります。
改札窓口で駅員に切符をなくしたことを伝え、先程乗車してきた電車の区間と同じ料金を支払って切符を再発行します。つまり、同じ切符をもう一度購入することになるんですね。
もしも、切符を割引など普通の区間での料金よりもお得に購入していた場合でも、割引前の通常料金で再発行してもらうことになります。
このように切符をなくした場合に発行してもらうと、切符に「紛失再」や「紛失」の表示がされたものを渡されます。改札口を出る時に再発行した切符を駅員に渡すと、引き換えに「切符を再発行しました」という証明書(再収受証明)をもらうことができます。
証明書は必ず持ち帰り、保管しておきます。私鉄の場合も、基本的には同じような手順で切符を再発行するようになりますよ。
スポンサーリンク
なくした切符が出てきたら?
1年以内になくしたと思った切符が出てきた場合には、窓口で払い戻しができるんですよ。
切符を再発行したという証明書(再収受証明)と出てきた切符の両方を持って、最寄りの駅の窓口に行きます。出てきた切符が割引された切符の場合には、その切符を購入した駅か最後に電車を降りた駅の窓口に行きます。
再発行した切符についての払い戻しには、手数料がかかります。乗車券・自由席特急券は220円、指定席特急券の場合は330円の手数料を差し引いて払い戻しをしてくれますよ。
私鉄の場合も基本的には同じ方法で払い戻しの手続きをしますが、手数料はそれぞれなので窓口に問い合わせしてみましょう。
新幹線の場合には?
新幹線の切符をなくした場合にも、基本的には手続きは同じになります。金額が大きいだけに痛手が大きくなりそうです。なくしてしまった切符の代償は高いので、紛失しないように気を付けたいところですね。
しかし、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)の指定席の切符をクレジットカードで購入し、改札内や新幹線内にてなくした場合には特例があります。
窓口に行き、切符をなくしたことを駅員に伝えると、JRからクレジット会社などに確認をしてくれます。ただし、確認中にはなくした切符と同じ料金を支払い切符の再発行します。
なくしたとされる切符が払い戻しされていないことや、他に使われていないことを確認でき次第、紛失した切符が見つかったと見なしてくれます。一旦は支払った再発行の切符の料金から、払い戻し手数料を差し引いた金額を指定した銀行口座に振り込んでくれますよ。
まとめ
電車の切符をなくした場合には、まずは改札口前の窓口に行くようにするといいんですね。
在来線で一駅、の場合で切符をなくした時などには、払い戻し手数料の方が高いことがあります。もし、なくしたと思っていた切符が見つかった時には、手数料を差し引いた金額も念頭に入れておくといいですよね。
あんまり想像したくはありませんが、旅行中に新幹線や特急などの切符をなくしてしまった時には、楽しいどころじゃなくなりそうですよね。これからは、電車の切符は大事に大事に取り扱おう、と心に決めました。
娘にもよーく言っておかないといけませんね。
コメントを残す