私の夫は、ものすごい肩こり持ちです。肩こりをほぐしてもらうためにマッサージに行くこともあるのですが、その時は気持ちがよくてもすぐに肩こりが復活してしまいます。
酷い時には肩がゴリゴリに固まってしまっただけでなく、首や背中までこってしまっていて頭痛がある時は本当に辛そうです。
そんな慢性的な肩こりに悩まされていた夫ですが、肩こりから背中痛に発展してしまい遂に整形外科に行って診てもらってきたんです。そこで言われたのが原因は「姿勢」と言われて帰ってきたんです。
整形外科で聞いてきた話もそうですが、改めて肩こりと姿勢について調べてみたら思い当たることが結構あって、これは肩こり改善のためにやるべきことがあるんじゃないかと夫も真剣に考え始めたようなんです。
この機会に、肩こりの原因になっている姿勢についてしっかりと調べてみました!
肩こりの原因は生活習慣にあり!
肩こりが酷い時に、マッサージをしてもらったり病院で診察をしてリハビリをすると肩が軽くなり良くなったと実感できるのは一時のことですよね。大体は、よい状態を長く継続できないものです。
緩和したはずなのに、気付けば再び肩こりに悩まされる原因になっているのは、生活習慣にあると言われています。特に、日々の適正でない姿勢とストレスが肩こりの原因になっているんですよ。
姿勢が悪いと見た目が良くないから、と姿勢を正すようにと言われたりもしますよね。でも実は、姿勢が悪いと体に負担がかかり、筋肉のバランスが悪くなるため、本来負担のかからない体の部分の筋肉に疲労が生まれるんですよ。
首の姿勢が悪いと肩こりになる
特に、姿勢を考える上で一番重要になってくるのが、首です。人間の首の重さは4~6kgあります。ボーリングの球ぐらいの重さがあるイメージです。
例えば、ボーリングの球を腕の肘を曲げずに前に突き出して持つと、腕の筋肉がとても疲れますよね。それと同じで、頭が体の真上にある状態だと自然に体で頭の重さを支えることができるのですが、首が前に出ていたり前かがみになっていると首や肩に負担がかかります。
首が前に出ていると、肩ごと前に引っ張られ背中が丸くなります。つまり猫背になるのですが、不思議なことに猫背の人は背筋を伸ばした正しい姿勢をしようとすると、とてもつらく感じます。猫背の人にとっては、首が前に出ているので背中が丸まっている姿勢が自然で楽な姿勢となってしまうんですね。
では、肩こりにならないようにするにはどんなことに気を付けるといいのか、ポイントを見ていきましょうね。
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自分の姿勢を自覚する!
習慣化した姿勢とは、自分でも正しい姿勢なのかどうかわからないことが多いものです。自然に立ってみて、自分ではまっすぐに立っているつもりでも他人から見ると傾いて見えたりすることがあります。
実は、私の夫が遠くから歩いてくる姿を見て驚きました。以前から猫背だってことはわかってはいましたが、本人はまっすぐ背筋を伸ばして颯爽と歩いているつもりのようですが、右肩だけが下がってしまってそのまま円を描いて歩いてしまうんじゃないかと思うくらい(大げさでしょうが)でした。
やはり全く自覚がないんです。姿勢が悪い人は、自分の姿勢をまず確認してみることが重要です。スマホなどで立った時の写真や、歩いている時の動画などを撮って見てみるといいですよ。
理想的な姿勢とは?
立った時に、頭の重さを体に負担なく支えることができる姿勢とは、真横から見て耳・肩・股関節・膝関節の中心がまっすぐ一直線になる姿勢です。
正しい姿勢だと、ある体の部分にだけ負担がかからずに体全体で頭を支えることができます。
座っている時も同じで、首が前に出ないようにして、頭から腰までの上半身がまっすぐ一直線になるように座ります。とはいえ、デスクワークなど同じ姿勢を長時間していることが多い人は、それだけでも肩こりの原因になってしまいます。
正しい姿勢であっても、同じ姿勢を長時間続けると筋肉が固まってしまいコリが発生してしまいます。デスクワークなど同じ姿勢で仕事をする場合には、30分ごとに背伸びをしたり、立ち上がったりと姿勢を変えると肩こり予防になりますよ。
まとめ
私の夫の場合は、普段から右肩が下がらないように体の重心を意識するようになりました。夫本人も「自分で思っているよりも、かなり左に傾いた状態がまっすぐなんだね。」と驚いています。
また、夫が最近スマホを見ることが増えたことで、頭を下げて下を向く姿勢も肩こりにつながっているんじゃないかと、思い当たる節も多々ある様子です。
今までは、肩こりの症状だけに目を向けていましたが、日常の生活習慣のことを振り返ってみると肩こりの原因がたくさん潜んでいました。これからは、日々の姿勢にも気を付けて肩こりがひどくならないようにしたいですね。
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