お正月が近づいてくると、帰省などで親戚の子どもたちにあげることになる『お年玉』。自分がもらう立場でうれしいイベントでしたが、 あげる側になると、いくらあげるべきか毎年悩みのタネなんです。
特に小さかった甥っ子や姪っ子も高校生くらいにもなると、お年玉が少ない額では、がっかりさせてしまうのでは? 進学したから増やすべきかな?と気を使ってしまいます。
そこで、今の高校生がどのくらいお年玉をもらっているのか、 相場を調べてみました。
【お年玉の相場】今の子どもたちはいくらもらってる?
さて、今の子どもたちのお年玉の相場はどれくらいなのでしょうか。 アンケート調査結果をみてみましょう。
- 未就学(幼稚園・保育園) 1,000円
- 小学生(小学1年生~3年生) 1,000円~3,000円
- 小学生(小学4年生~6年生) 3,000円~5,000円
- 中学生 5,000円~10,000円
- 高校生 5,000円~10,000円
- 大学生 10,000円
問題の高校生の相場ですが、高校生への金額は5,000円~10,000円のようです。 しかし、この結果からだいたいの金額はわかりましたが、 まだ、幅が広いように思います。 家計に余裕があればいいですが、もう少し狭めたいところです。
高校生は誰から、いくらお年玉をもらってる?
そこで、視点を変え、高校生の子供との関係性で分けてみましょう。 誰へ、いくらあげているかに注目します。
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親が自分のにあげたお年玉の金額
- 10,000円~30,000円 35%
- 5,000円~10,000円 47%
- 3,000円~5,000円 16%
- 3,000円未満 2%
親戚(甥・姪・いとこ)へあげたお年玉の金額
- 10,000~30,000円 22%
- 5,000~10,000円 45%
- 3,000~5,000円 26%
- 3,000未満 7%
この結果をみると、やはり5,000円~10,000円が多い結果になりました。
でも、自分の子供へと親戚(甥・姪・いとこ)へのお年玉額を比べると、3,000円~5,000円の範囲が増えています。
これから考えるとこの中間の5,000円が、 一般的に親戚(甥・姪・いとこ)へあげるお年玉の相場のボーダーラインにできそうです。
高校生にお年玉は必要か?
相場を調べていくうちに、「高校生にはお年玉をあげない」という意見の人も いることがわかってきました。
高校生を持つ家庭へのアンケートでは、 62%の親が自分の子供にあげたと答えている一方で、 92%が「親戚・祖父母」からもらったと答えています。 高校生になったら子供にお年玉はあげない、 という方針のご家庭も多いみたいです。
とはいえ、急に甥っ子や姪っ子に今年からお年玉をあげません、というのも 親戚付き合いを考えると、気が引けてしまいそうです。
お年玉の相場【まとめ】
高校生の甥っ子や姪っ子にあげるお年玉の相場は、 5,000円を基準に、多くても10,000円が上限だと見えてきました。
高校生にもなると、交友関係も広がり、出費も増えるので、 大きい金額をあげた方が、もちろん喜ばれることでしょう。
あとは、相場を参考に、そのご両親と事前に相談おくといいかもしれません。みんなで金額を揃える、今年からはお年玉は必要ないなど、一定の決まりがあれば、お互いのストレスも減らせることができます。
親戚が多いご家庭の場合、もらった額に差があって、 「あの人からは、3万円もらったけど、この人からは5,000円しかもらえなかった」などと、 かわいい甥っ子たちに比較されるのも嫌ですからね。
相場はあくまでもお年玉をあげる基準として、 親戚との年に一度の付き合いを、大切にするように心がけましょう。
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