うなぎと梅干しの食べあわせ!実は悪くないってホント?!

スーパーに並んでいるうなぎのかば焼き、今日は特売の日だけあっていつもより安いから、思い切って今日はうなぎにしよう!と財布の紐もつい緩みます。

その日の夕飯には早速うなぎのかば焼きを出したのですが、「そういえば、うなぎと梅干って食べ合わせが悪い、って聞いたことあるよね。」と高校生の娘が言う傍らで、小学生の息子がにやにや顔で「ちょっと実験、うなぎと梅干一緒に食べてみようよ。」と言ったんです。

食べ合わせが悪いと言っているそばからそれはないでしょ、と言うことで梅干の出番はなかったのですが、うなぎと梅干の食べ合わせが悪いというのは本当なんでしょうか?

一緒に食べたら、一体どんな不都合があるんでしょう?気になるので調べてみましたよ。

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うなぎと梅干の食べ合わせは悪いの?

私も自分の親に「うなぎと梅干を一緒に食べると、食べ合わせが良くないからお腹が痛くなるよ。」と、言われたことがあります。そうやって言われると、食べたくなくなりますよね。お腹が痛くなるのは嫌なので、私はうなぎと梅干を一緒に食べたことはありません。

でも実は、うなぎと梅干の食べ合わせが悪いという話には根拠がありません。むしろ、栄養的には食べ合わせることで相乗効果が期待でき、相性がいい食材同士だと言われています。

実は夏バテ防止にいい食べ合わせ!

うなぎは夏バテにいい、と昔から言われているように栄養が豊富です。主に含まれている栄養素には、ビタミン類(A、B1、B2、D、E)、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、ミネラル類(鉄、亜鉛、カルシウム)があります。

特にビタミン類の含有が豊富で、ビタミンAは目の働きを良くし、ビタミンB群は、疲労回復や皮膚や髪の健康を保つ働きを持っています。ビタミンDは骨や歯を丈夫にするために重要な栄養素で、Eには抗酸化作用があります。

一方、梅干の栄養素で注目すべきはクエン酸で、疲労回復や抗酸化作用、肩こり解消など、夏の夏バテにはもってこいの食材なんです。うなぎと梅干は、共に夏バテにいいとされる食材で、組み合わせることによって相乗効果を発揮するんですよ。

また、うなぎのまったりとした油と濃い味付けを梅干がスッキリとさせてくれので、胃もたれの軽減にも一役買っています。しかし、どうしてうなぎと梅干の食べ合わせは悪いだなんて、言い伝えができるようになったのでしょう?

それには、こんな理由があったんですよ。

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うなぎと梅干の食べ合わせが悪いと言われる理由

うなぎの蒲焼が現在の料理法として確立したのは、江戸時代中期ごろと言われています。天保9年(1838年)の魚類図鑑には、既にこの言い伝えが載っていたとされているんですよ。

しかし、この言い伝えも根拠がなかった訳ですが、実は日本人の食べ物を大切にする知恵がもたらしたものだったんです。

贅沢をしないために

江戸時代のうなぎの値段ですが、記録によると「鰻蒲焼1皿176~200文、鰻飯100~200文」でした。当時のレートに変換してみると、うなぎの蒲焼は3,000円ぐらいだったということになります。

現代でも、1食に3,000円を使うことは結構な出費ですよね。今も昔も、うなぎは高級だったんですね。

うなぎと梅干を一緒に食べると、スッキリとして食欲が増進してしまいます。高価なうなぎを食べ過ぎてしまわないように、贅沢させないための戒めだったという説があるんですよ。

栄養がなくなってしまう心配から

梅干があまりにもサッパリとしているため、うなぎの栄養や滋養成分がなくなってしまうのではないかと、昔の人は心配したんですね。高価なうなぎを食べるのだから、栄養も余すことなく受け入れておきたい気持ちはわかりますね。

食中毒の発見が遅れる心配

梅干の酸味で、うなぎが悪くなっているかどうかがよく分からなくなるのではないかという説です。うなぎが腐っていれば酸っぱくなる、それも梅干しの味のせいでかき消されてしまうので、うなぎ単体で食べた方が食中毒の発見にもいいのではないかという訳です。

このように、高価なうなぎを大事に食べたいという気持ちからか、酸っぱい梅干には不都合な理由があったんですね。面白いですね。

まとめ

何となくですが、今更うなぎと梅干の食べ合わせは良いと言われても・・・といった気持ちが沸いてきます。そうは言っても、栄養的にはベストマッチというのだから食べない理由はありませんよね。

私だったら、うなぎの傍らで梅干そのものを口に入れるよりも、梅干ときゅうりの和え物など付け合わせを食べたいかな、と思います。

暑い夏にはうなぎの栄養がもってこいなので、少々高価でも食べたくなるものですよね。次回のうなぎを食べる機会には、梅干を使った料理も取り入れてみたいと思います。

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