ミネラルウォーターの硬度と味!関係ってあるの?

我が家では、水道水を浄水器に通してから飲んだり、料理に使ったりしています。最近は糖分のことを気にしてか、高校生の娘が普段の飲み物を水にするようになったり、私も白湯を飲んだりすることもあります。

外出する時には水筒に水を入れてを持ち歩くこともあるのですが、たまにはミネラルウォーターを買って飲むこともあります。

でも、ミネラルウォーターって、いつも飲み慣れている浄水器の水とはちょっと味が違うように感じます。娘と私とでは、お気に入りのミネラルウォーターの銘柄が違ったり、人によって水の味にも好みが出るものなんですよね。

どうして、ミネラルウォーターは銘柄によって味が違うのでしょうか?まさか、水に味付けなどしている訳ではないでしょうが、この機会に調べてみましたよ。

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ミネラルウォーターの硬度とは?

水には、多かれ少なかれミネラルが含まれています。水に含まれているミネラルには、主にカルシウムイオンとマグネシウムイオンですが、その含まれる量を数値で表したものを「硬度」と呼んでいます。

一般的には、1000mlのミネラルウォーターの中に溶けているカルシウムやマグネシウムの硬度が120mg/lを基準として、下のように水の種類を区別しているんですよ。

  • 0~120mg/l未満のミネラルウォーターを「軟水
    (さらに、60~120mg/lの硬度のものを「中軟水」と細別しています)
  • 120mg/l以上のミネラルウォーターを「硬水
    (さらに、1000mg/l以上のものを「超硬水」と細別しています)

この硬度の違いは、どうして生まれるのでしょう?というのも、ミネラルウォーターは採水した場所などによってミネラルの量が違ってくるものなんです。それには、こんな理由があるんですよ。

日本は軟水がほとんど

日本の水道水や日本が産地となっているミネラルウォーターは、ほとんどが軟水です。それに対して、ヨーロッパや北米を産地としているミネラルウォーターは硬水が多いんです。

そのため、日本で生まれ育った人にとっては、軟水が慣れ親しんだ味となりますが、実は日本の水でも場所によって硬度の違いがあります。

例えば、よく知られているミネラルウォーターでは、「富士山のバナジウム天然水」の硬度は29、「いろはす」は27.7、「南アルプスの天然水」は30、「富士山麓のおいしい天然水」は63というようになっています。

このように、ミネラルウォーターの硬度が場所によって変化しているのは、その土地の土に含まれる物質が時間をかけて水に溶けだしていることと、ミネラルが溶けだす時の地形の違いも関係があります。

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地形の違いが硬度の変化をもたらす

日本の場合は、土地の面積が狭く傾斜のきつい場所が多いため、水が地層にとどまっている時間が短くなります。そのため、水に溶けるミネラルの量も少なくなります。

一方、ヨーロッパなどの場合は炭酸カルシウムが主成分の石灰岩地質の多いのが特徴です。広い土地をゆっくりと時間をかけて水が浸透し流れていくため、ミネラルの含有量も多くなるんですよ。

そして、硬度の高低によって水の味にも変化をもたらします。見た目には透明ですべてが同じように見える水が、飲んでみた時に何か味が違うように感じるのは、ミネラルの含有量の違いなんです。

硬度が低いと水が「軟らかい」、硬度が高いと水が「硬い」と表現していますが、これは味にも関係があります。具体的に、軟水と硬水の味の違いについて紹介していきますね。

ミネラルウォーターの味の違い

ズバリ、ミネラルウォーターが銘柄によって味が違うと感じるのは、ミネラルの味が付くからなんです。

カルシウムとマグネシウムの量によって味に変化が出る訳ですが、2つのミネラルはどんな味なのかというと、カルシウムの味は苦み、マグネシウムは塩味が混ざった苦味、と表現されることが多いです。

つまり、軟水と硬水では、苦味の強弱が関わって味に違いが出てきているんですね。ミネラルウォーターの味を表す時によく使われている「硬い水」とか「軟らかい水」というのは、ミネラルの味が影響してこのような表現になるんです。さらに、より味の違いが付いていることがわかりやすい硬水の中でも、カルシウムとマグネシウムの含有率によっても味に変化が出てきます。

では、軟水と硬水ではどんな味の違いがあるのか見ていきましょう。

軟水の味とは?

軟水の味の特徴は、口当たりが軽くクセのない味なので飲みやすいと言われています。お茶や出汁が肝になる和食の味や香りを引き立てます。野菜とも相性がいいのが軟水です。また、赤ちゃんの離乳食にも向いていると言われていますよ。

硬度が低い軟水は、ミネラル分が少ないので味として感じるよりも、飲み口が軽いとか飲みやすいと感じることが多いようです。対して、硬水だと硬度120以上と上限までが幅が広いため、味の感じ方にも違いが出てきますよ。

硬水の味とは?

硬水は、飲み口が重く飲みごたえのある味と表現されることが多いです。肉を煮る時には、アクが泡のようにたくさん浮いてきて取りやすいですが、カルシウムが多いミネラルウォーターだと肉が固くなりやすくなります。

紅茶やコーヒーを硬水で淹れると、苦みが引き立ちすっきりときりっとした風味になります。また、ダイエット中の人には不足がちなミネラル摂取のために飲むと言い、とも言われていますよ。

ちなみに、有名な硬水のミネラルウォーターがどれぐらいの硬度なのかというと、

  • エビアン(フランス) 293.6
  • ヴィッテル(フランス) 309.2
  • ウリベート(イタリア) 627.1
  • コントレックス(フランス) 1559

という具合になっています。日本の軟水に比べてヨーロッパのミネラルウォーターがいかに硬度が高く、ミネラル豊富であることがわかりますよね。

超硬水と言われるコントレックスの味については、粘り気のある水、水というより薬のような味という表現をする人もいるほどクセがあります。日本人には飲み慣れないので、こんな表現になってしまうのですが栄養補給としては優れモノなんですよ。

まとめ

いつも私がコンビニなどで買って飲んでいるのは、「エビアン」か「いろはす」です。前述にも触れたように、エビアンは硬水でいろはすは軟水ですよね。

やっぱり私は、慣れ親しんでいる軟水の味の方が好きですね・・・。でもエビアンも嫌いではないですよ。私の感覚ですが、硬水は慣れてくると美味しく感じてくるみたいです。

エビアンの味はきりっとしているというか、まろやかさが少ないというのか・・・水の味の表現って難しいですよね。でも、シャキッとしたい時にはエビアンを飲むといい気がしています。

ミネラルウォーターを選ぶ時には、まずは硬度の低い軟水から飲み始めてみるといいですよね。知らずにコントレックスをいきなり飲んだら、飲みきれなさそうですが、どんな味がするのかいつかは飲んでみたいです。

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