我が家の愛猫、黒猫のぴぴ美は、爪とぎから始まり、カーテンのぼり、夜中の運動会などいたずらがひどくて困っています。元々ぴぴ美は捨てられていた猫を保護したので、最初は人間に慣れていないだけだと思っていました。しかし最近は賢くなったのか、誰もいない日中にいたずらをする事が多くなりました。
元気なのは良いのですが、すばしっこくて注意をしてもなかなか上手くいきません。これでは、私も娘もぴぴ美にも良くないと思い、どうやってしつけたら良いのか調べてみました。
なぜ猫はいたずらをするの?
可愛がっているはずなのに、なぜ愛猫はいたずらをするのでしょうか?どの猫もいたずらには共通する点があります。どこのご家庭も猫のいたずらには手を焼いているようです。ではいたずらをしない様にしつける方法を学ぶ前に、代表的な愛猫のいたずらの種類と原因を探ってみましょう。
- 所かまわず爪とぎをする
- カーテン登り
- 夜中の運動会
- 飼い主の気をひこうとする
≪原因≫
爪とぎとは、古くなった爪の外層を取り除いたり、縄張りの主張やマーキング行動、ストレッチなど猫の爪とぎは生理的な行動のひとつでいわゆる本能です。
≪原因≫
猫は高い所に登りたがるという習性があります。観察データーによると、一日の内1m程の高い場所で過ごす時間は約20%、1m以上の高い所で過ごす時間は4%です。
猫は高い場所を好むので、家の中では、冷蔵庫の上や食卓、ベットの上などが心地よい場所になります。屋外では木登りをするので、家の中ではカーテン登りをします。
≪原因≫
特に若い猫でエネルギーが余っている猫や、運動不足の猫が、飼い主が寝てから部屋の中を走り回る事があります。
やたらとまとわりついたり、視界に割り込んで鳴きやまないと言った行動をする
≪原因≫
ストレスが溜まっている可能性が多いです。
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いたずらはどうやってしつけたらいいの?
代表的ないたずらと原因が解った所で、ではどうやってしつけかたや対策方法をご紹介します。しつけをするのに決してやってはいけない事は、頭や身体を殴ったり、叩いたりすることです。厳しく怒っていると態度で表し、叩くふりで十分です。
- 所かまわず爪とぎをする
- カーテンのぼり
- 夜中の運動会
爪とぎは本能なので、やめさせる事はできません。しかし、自分専用の爪とぎ場所を与えてあげて、絨毯やソファ、家具などで爪とぎをしないように場所を変える事は出来ます。
≪対策方法≫
手を掴んでもおとなしい猫の場合は、爪切りをして、爪カバーを付けましょう。
専用爪とぎ器はボロボロになっていませんか?古ければ新しいものに交換しましょう。
家具の前に障害物を置きましょう。
ソファーなどの肘置きなどには爪とぎカバーを敷きましょう。
忌避剤などをまきましょう。
≪しつけ方≫
登り始めた時に水鉄砲を打ったり、手を叩いて驚かしたりして行動を止めさせます。
≪対策方法≫
カーテンの素材を変えましょう。
背の高いキャットタワーを購入しましょう。
爪とぎ場を増やしましょう。
≪対策方法≫
昼間や寝る前などに10分から20分程度、おもちゃなどで遊んであげましょう。短時間に激しい運動をすると乳酸が溜まり、疲労物質が増えます。運動した後が夜ならば少し照明を落として、睡眠導入の時間にしましょう。
さいごに
色々と調べてみると、どの猫にも共通するいたずらで、皆さん元気な愛猫に困っている事が解りホッとしました。日中は一人で過ごすのでやはり寂しいようでした。ぴぴ美も運動不足やストレスが溜まっている事が解り娘と私で、ぴぴ美のスキンシップを分担する事にしました。
娘は学校から帰ってきてから、ねこじゃらしやおもちゃでたくさん遊んであげ、私は家事など終了後にマッサージやなでなでをする事にしました。すると夜中の運動会やいたずらはなくなりました。背の高いキャットタワーに買い替えたら、カーテン登りもしなくなりました。猫の事をよく知る事が大切だと言う事が解り、これからも色々と勉強していこうと思います。皆さんも猫の本能や習性を知り可愛がって下さい。
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