チョコレートが健康にいいと言われているのは、最近よく耳にしますよね。甘いもの好きの人にとっては、美味しいものを食べて健康にいいなら願ったり叶ったりです。
私もお菓子の中ではチョコレートが特に好きで、新しいチョコレートが発売されると必ず買って食べています。とはいえ、甘いチョコレートの食べすぎはよくないですよね。
巷では、チョコレートの効果をうたった商品がたくさん販売されるようになっていますよね。
チョコレートの原料のカカオに含まれているカカオポリフェノールが、どうやら身体にいいらしい。そんな漠然とチョコレートにはいい効果が期待できるなら、カカオの含有率が高くて甘さ控えめの健康志向のチョコレートは食べなきゃ損ですよね。
気になって調べてみたら、チョコレートは脳にも効果的なんだとか。これは詳しく調べてみないと!早速チョコレートが脳に与える効果についてリサーチしてみましたよ。
チョコレートにはどんな効果があるの?
チョコレートに含まれているカカオポリフェノールは、抗酸化作用に優れていることがわかっています。
血液をサラサラにしてコレステロール値を改善したり、血管がしなやかになり血圧を低下させることなど、生活習慣病の改善と予防が期待できるという研究結果が出ているんですよ。
また、カカオポリフェノールは体内の活性酸素の働きを抑えることで、肌のダメージを抑えることも分かってきています。美容にもいいなんて嬉しい限りですね。
このように、チョコレートを食べることで様々な効果があるとされていますが、実は脳にもいい効果があると言われているんですよ。
スポンサーリンク
チョコレートは脳を活性化する?!
チョコレートを食べることで得られる効果について、愛知県蒲郡市と愛知学院大学、お菓子メーカーの明治が共同で、2014年に実験をおこないました。
45~69歳の男女347人に、ポリフェノールを含むチョコレートを毎日25gずつ4週間食べる前と後では、どんな違いがあるのか調べた研究で、BDNF(脳由来神経栄養因子)の血中濃度が上昇したという結果になったんです。
BDNF(脳由来神経栄養因子)とは、脳細胞の成長や増加のために必要な栄養だと言われています。記憶を司る脳の「海馬」に多くあって、記憶や学習に大きな影響を与えているんです。
脳のBDNFの量を制限したマウスの実験によると、学習能力が低下したとの報告もあります。ま他の実験からは、BDNFが記憶力や学習能力の低下だけでなく、うつ病やアルツハイマー病にも関係していることがわかってきているんですよ。
認知症予防に効果的な未来も!
脳の細胞の栄養となり記憶力や学習能力に大きく関わっているBDNFは、65歳以上になると加齢に伴って減少することも分かっています。
今の段階では、チョコレートを食べることで血中のBDNFの濃度が高くなることが実証されてはきていますが、実際に脳内でのBDNFを増やし認知症の予防策とまではいっていないのが実情です。
チョコレートと脳の活性化、認知機能との関連性についての研究は始まったばかりで、未知の部分も大きいのが現実なんです。
とはいえ、チョコレートを食べることで脳内血流が良くなり、認知機能テストのポイントも上昇することも報告されているんですよ。チョコレートの可能性は広がっていきそうですよね!
まとめ
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、脳を活性化させる効果にも期待できそうだと知って、これからの長寿社会にも役に立ちそうですよね。
チョコレート25gって、物に例えると単三電池ひとつ分ぐらいの重さになるんですが、毎日それぐらいの量を食べることで健康にも一役買いそうです。
年を重ねると、記憶力の衰えは実感せずにいられません。私も、これからチョコレートを買う時には、カカオの含有量の多いチョコレートを選んで買ってみたいと思います。
コメントを残す