今日一日のやるべきことが済ませて、静かになった夜更けの部屋で一人パソコンに向かい、通販サイトを眺めるのが私は結構好きなんです。空いた時間にじっくり吟味できる通販は、何かと便利なのですよね。
服を通販をで購入し始めたのは10年以上前ですが、最初は買った服が思っていたイメージやサイズが違っていたり、失敗したなと思うことも何度もありました。
失敗も数々あった訳ですが、そのうちにそのお店のサイズ感や素材感などもわかってきて、買って後悔することもかなり減りました。
とは言え、私の場合は通販で服を買って失敗したから返品しようとはあまり思わなかったのですが、聞けば友人は気軽に返品しているようなんです。
どんな理由で返品しているのかは知りませんが、着払いでさっさとやってしまうんです。
あまりにも容赦なく返品するので、私には友人が少し非情にも感じるほどです。本当のところは、通販の服を返品できるのはどんな理由ならいいのでしょう?
この機会に調べてみました。
通販の服を返品する時の線引きとは?
通販だと、カタログやインターネットでの画像、実際に購入した人の口コミを参考にするしかありませんよね。実際に手に取って触って風合いを確かめたり、試着してサイズを確認することはできません。
そこに提示された情報だけを頼りにして、購入か否かを決断しなければならないのが通販です。
実際に服が届いてみたら、自分が思っていたよりも色が明るかった、サイズがきつく感じた、縫製にほつれがあったり汚れがあったなど、思いもよらぬこともあるものです。
購入したけどやっぱり着ることはないので必要ない、と考えた時に、通販の服ならどんな理由であっても気軽に販売元に返品してもいいものなのでしょうか?
実は、一般的にはこんな理由の線引きがあるんですよ。
商品都合なのか自己都合なのかによる!
通販の服を返品するにあたっては、まずはその販売元の約束事を確認しておかないといけません。通販は、販売元とお客のやり取りが顔の見えない関係で成り立ちます。そのため、販売元の情報を提示しておく必要があります。
- 会社概要
- 支払方法
- 配送方法
- サイズについて
- 送料について
- 交換返品について
など、以上のような情報を提示して周知してもらうように考慮しています。
返品については販売元によって多少の違いはあるのですが、一般的には「商品自体に問題がある時は返品が可能」としている場合が多いんですよ。そして、返品不可とされるのが、「お客様の都合による返品」となります。
購入した服を返品したいけど、どんな理由なら商品の都合になるのでしょうか?詳しく見ていきましょうね。
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商品の都合とは?
あくまでも届いた時の状態での話ですが、縫製がほつれや生地の汚れなどの商品が不良品であると思われる場合には返品できることになっています。
しかし、服を着用した後や着用によってついた汚れや破損、商品タグを外した後のもの、洗濯したものなど、商品に手を加えられた状態のものは返品の対象になりませんよ。
自己都合とは?
商品の不具合以外に返品したいと考える理由としては、
- 届いた服のイメージが違う
- 後から同じ服が安く売っていた
- サイズが大きすぎた(小さすぎた)
- 気に入らなかった
- 似合わなかった
など、自分勝手な都合は返品の対象にはなりません。
サイズを間違えて買ってしまった場合には、何らかの温情があっても…とも思うのですが、民法でも基本的には返品不可という位置づけになってるんです。
服という性質上、サイズありきのものなのでサイズを確認していないのは本人の重大なミス、という解釈になるとのことなんです。だから、サイズミスも自己都合ということになるんですね。
返品の際は確認を
返品できそうな場合でも、確認すべきはまずは販売元の返品の条件です。返品の際には、こんなことを確認してみましょう。
- 返品する際には元払いなのか?着払いなのか?
- 返品できるのは、商品到着後何日までなのか?
また、返品する際には、販売元に必ず連絡をしましょうね。
まとめ
実は、返品ばかりしていた友人ですが、よく利用していた通販会社から取引停止にされてしまいました。ただでさえ多かった返品に加えて、理由が自分勝手な理由が多かったことが原因だろうと、私は思っています。
そんなこともあるんだね、と思いましたが、お客だからと言って思い上がった行動をするのはいけませんよね。通販だからこそ、見えない者同士で気持ちの良いお付き合いが必要になるんです。
私も、これからもマナーよく楽しんでショッピングしたいと思います。
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