友人に嫉妬したことはありますか?そんなイライラを解消しよう!

ここのところ元気がない、会社の後輩、M子ちゃん。老婆心ながらちょっと心配になって、軽く飲みに誘ってみました。そうしたら、もう愚痴の嵐です。

実はM子ちゃんの同僚が、最近、ちょっとだけ責任の重い、ある仕事を任せられたのですが、それは本来、M子ちゃんが担当している仕事内容とリンクしているんだとか。

「なんで彼女なんですか!」と、鼻息荒く生ビールを一気飲みするM子ちゃん。まあまあ、仕事なんだから、となだめても、「私はそんなにできない社員ですか?」と、逆ギレされてしまう始末。

まあ軽い嫉妬だろう、そのうち収まるかな、とも思いましたが、M子ちゃんの怒りがあまりに凄まじかったので、先輩としてちょっと解決策を模索してみました。

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嫉妬のパターン

嫉妬とは、他人と自分を比較して、相手をうらやんだり妬ましく思ってしまう、ネガティブな感情です。そこには必ず「相手に劣っている」という劣等感が存在しています。それが友人に限った場合、おおむね次の二つのパターンに分けられるようです。

自分にないものへの妬み

自分が欲しくてたまらないものを持っていることで、その持ち主である友人嫉妬するパターンです。

例えば、自分より早く昇進した同僚、自分よりも高い収入を得ている友人、幸せそうな結婚生活を送っている親友、急にキレイになった友達、などです。

いずれの場合も、その根底にあるのは「なぜ自分じゃなくて友人が?」という思いです。この場合、自分にとってその友人は、能力や器量などが同等、あるいはである、と思っているケースが多いでしょう。

「あの人より自分の方ができるのに」「自分とそんなに変わらないはずなのに、なんであの人が」と、自分の境遇に理不尽さを感じ、それが「友人を妬む」という感情につながっていくのです。

自分のものを奪われる妬み

自分の好きな相手が別のものに愛情を向けることで、その対象に嫉妬するパターンです。例えば、恋人友人と親しそうにしていると、その友人を妬むようになります。

恋人は自分より他の人に、より深い愛情を抱いているのではないか、と疑心暗鬼に陥り、不安を与える人物に対して嫉妬してしまうのです。特にその人物が友人であった場合、自分が良く知る相手だけに、イライラした感情は強くなります。

自分自身、気が合ういい人だと思っているからこそ友達になっているわけですから、そのぶん「もしかして恋人もいい人だと思って魅かれてしまうのではないか」という不安感が大きくなってしまうのです。

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嫉妬を克服しよう!

誰しも友人を妬んだりなど、したくはないものです。その人といつまでも付き合っていきたい、でも気持ちがイライラする――この相反するやっかいな感情と、人はどう折り合いをつければいいのでしょう?

心理学者の澤田匡人氏と、脳科学者の中野信子氏の共著「正しい恨みの晴らし方」によると、嫉妬とは、人間に当たり前に備わっている、ごく自然の感情だと定義しています。

つまり、他者より劣っている、という感情は、裏を返せば、自分が優位に立ちたい、という生存競争本能の表れであり、「種の保存」という見地に立てば、理にかなったことなのだとか。

人は嫉妬という感情に囚われると「自分は醜い感情を持つダメな人間だ」と思い、それを否定しようという心理が働きがちですが、それではますます負のスパイラルに陥って、克服することはできません。

まずはこのネガティブな感情を肯定すること。次に、自分を徹底的に客観視して、そのイライラの裏に潜む、劣等感を直視すること。それこそが肝心なのだそうです。

とはいえ、自分を客観視する、というのは、なかなか難しいものです。そこで、少し具体的に、イライラした状態から抜け出す方法を挙げてみます。

気分転換をする

スポーツ、外出、買い物、カラオケ、旅行など、とにかく気分転換をはかって、まずはストレスを発散させましょう。

別の友人と出かけたり飲みに行ったりするのも、いいかもしれません。勇気があれば、少し愚痴を聞いてもらってはどうでしょう。人に話すことで、少しは自分を客観的に見れるようになると思います。

距離を置く

その友人と一緒の時間をできるだけ減らすようにする、メールの返信やラインをごく普通の短いものにするなど、とにかく接触そのものを減らしてみましょう。

友人を身近に感じない時間が増えると、そのぶん冷静になって考えることができるかもしれません。

なにかにハマる

とにかく、なにかハマるものをみつけましょう。ゲーム、アイドル、韓流ドラマ、サークル活動、アニメ、音楽、バイク、山登り、なんでもいいのです。いったんハマってしまえば、他のことは確実にどうでもよくなります。

なぜなら、ハマっている間はとドーパミンが出まくって、自然とポジティブ志向になっていくからです。そのうち、嫉妬していたことをバカバカしく感じるかもしれません。

おわりに

さて、仕入れた知識を早速M子ちゃんに教えてあげようとしたところ、なんと、彼女のご機嫌は一晩で治っていました。

聞けば、なんでも彼氏にラインで「元気だせよ。その仕事は他の人にもできるかもしれないけれど、僕にとって彼女はキミでないとダメなんだから」と言われて、一気に仕事のことはどうでもよくなったのだとか。

…なんじゃ、そりゃ? 私の心配はいったい…?

まあキッカケはどうあれ、M子ちゃんが前向きになってくれるなら、それに越したことはありません。めでたしめでたし、と一応納得

友達に嫉妬するもしないも、要は自分の気持ちの持ちようなんだなあ、ちょっと肝に命じた、今回の一件でした。


 
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