おじいちゃんの家が田舎で毎年遊びに行くとカエルの鳴き声がたくさん聞こえます。でも夜の間ずっと聞こえるのですこしうるさいなとも思っていました。
おじいちゃんに聞くと「毎年この時期になるとカエルがああやって鳴くんだ。そのうち止まるだろう」と言っていたのです。
その日の夜はずっとカエルの鳴き声は聞こえていましたが、そのうち寝てしまったのかもしれません。そこでカエルの鳴き声は本当に止まるのか。どうして鳴くのかを調べてみることにしました。
カエルが鳴くのはどうして?
田舎では夜にカエルの鳴き声がよく聞こえますよね。でもうるさくて眠れないということがありませんか。カエルが大合唱しているように聞こえるのには理由があります。
カエルが鳴くのはオスがメスに対してアピールしているからです。繁殖期になるとメスはオスを選び、子孫を残します。そのためにオスはめいのうといった音を出す器官を使って鳴きだします。
繁殖期には2種類あり、寒さの残る早春といった2,3週間の短い期間に出会いを求めてオスもメスも集まってくるのです。この時期は、オスが大きな声で鳴かなくても繁殖ができるといいます。
寒い時期なので外に出ていることも少なく、鳴いていても気が付かないかもしれません。
もう一つは、田植えのころから1か月以上続く期間です。長期間なのでメスの産卵準備ができるまで個人差があるため、オスの数が増えます。
この時期は初夏から夏の終わりなのでオスたちの盛大な鳴き声が聞こえてくるでしょう。
カエルの種類や生態によって違うので夜に活動的なものもいるといわれています。また、オスはメスに鳴き声で居場所を教えるのですが、日中は敵に見つかりやすいので夜に鳴くことが多いです。
鳴き声が止まることもある
繁殖期にオスのカエルの鳴き声が聞こえますが、ずっと鳴き続けているわけではないのです。みんなが鳴いているときは、負けじと鳴き続けるけれど休憩しているカエルがいると自分も休憩しようとします。
そうすると静かな時が流れるのです。突然やってきますが驚かないでくださいね。他には、自分の居場所を伝えようとして鳴くので人や犬、鳥などの敵が来たことを警戒して止まるということもあるのです。
ちなみにある地域では深夜(23:00から24:00)の時間はカエルも寝ているので鳴き声が止まるといわれています。少しずつ鳴き止むのでわかりづらいかもしれません。
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カエルの鳴き声は止められる?
繁殖期に子孫を残そうとしてオスたちは必死でメスを呼びます。寝苦しい夜から朝方までうるさい鳴き声が続くのはたまったもんではありません。
カエルたちの鳴き声を止めることは難しいですが、対策方法を探すことはできると思います。うるさくて眠れないと思った時は、これらのことを試してみましょう。
カエルの鳴き声対策としてあげられているのは、窓を閉めること、音楽をかけること、耳栓をすること、気にしないことです。
カエルの鳴き声を聞こえないようにする
カエルの鳴き声は止らないので自分たちで何とかするしかありません。うるさいなと思ったら、窓を閉めたり、耳栓をする、音楽をかけることです。
寝苦しい夜だから窓を開けたままにしたいと思いますが、そうすると外から聞こえる声に我慢できなくなります。嫌になる前に窓を閉めたり、耳栓をして聞こえないようにすることが大切です。
耳栓をすると周りの音も聞こえないかもしれないので必要があれば使ってみましょう。
カエルの鳴き声を気にしないこと
少し気になるかもしれませんが、一番は、気にしないことです。音楽をかけて紛らわしたり、この季節が来たんだなと思って気にしないようにしましょう。
ずっと泣き続けているわけではないので、自分たちが寝ている頃にカエルも休んでいるかもしれませんね。
まとめ
カエルが鳴いている理由は、オスがメスを呼んでいるからだということわかりました。子孫を残すためにオスは一生懸命鳴いているのです。カエルたちも大変ですね。
カエルの鳴き声は止まるときがあるそうです。ずっと鳴き続けていると疲れてしまいます。休憩も必要なのかもしれません。対策としては窓を閉めたり、耳栓をして聞こえないようにしたり、音楽をかけて気を紛らわせるなどがありました。
夜に鳴かれると困ると思いますが、カエルの鳴き声がすることが夏らしいなと思えたら気にならないかもしれませんね。
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