敬語が使えない若者急増中!実は使い過ぎ・詰め込み過ぎ?

先日の電車の中での、会社員風の男性の会話。
「近頃の若者は敬語も使えない」
お嘆きでした。
 

へえ、と思って会話に耳を傾けつつ、
以前読んだ雑誌の記事を思い出してました。

敬語が使えない、というより、
”使い過ぎている”のだ、と。

 

敬語も含めて、日本語は難しいです。
奥が深い!

 
メールやSNSの影響で日本語に乱れが、
と心配する声もあるようですが……。

でも、本当に、若者たちは
敬語が使えないんでしょうか?

最近の若者の敬語の使い方事情、
調べてみました!

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間違えやすい敬語とは

敬語が使えない?使わない?使い過ぎ?

若者たちはどんな敬語を?
よく聞くフレーズから探りましょう。

 

過去形にする

「~でよろしかったでしょうか?」
「お間違いございませんでしたでしょうか」
 

よく聞くフレーズですよね。
でもこれ、よくない敬語。

過去形にしてみたり、否定形にしたり、
言い方を複雑にしているだけ、という感じも。

どっちも、
「よろしいでしょうか?」または
「よろしいですか?」でOK。

会話の主役は相手です。
勝手に過去形や否定形にせず、まず
相手のことを思う気持ちが大切です。

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二重三重・多重敬語

もうひとつ、こんな敬語の使い方も。

「先生が越しになられました」
待ちになられますか?」
席へ案内させていただきます」

”お越しになる”が、すでに敬語。

さらに「れる」「られる」をつけると
二重敬語になってしまいます。
 

敬語に敬語を重ねたほうが、より丁寧な
感じがしますが、以下のような言い方でOK!

「先生がお越しになりました」
「お待ちになりますか?」
「お席へご案内します」

使い過ぎは、使えないのと同じ。
重ね過ぎ、詰め込み過ぎ注意です。

丁寧な言葉遣いの行方

言葉に「お」や「ご」をつけると、何となく
丁寧な印象になりますが、これも良し悪し

つけるのは相手の持ち物や行動にのみ。
これも敬語の基本なんです。

 
自分の会社や自宅の二階へ案内するなら
「二階でお待ちください」。
二階」と言わないほうが◎。

でも「席」はお客様が座るものなので、
席」と言います。

じゃ「案内」は?

案内するのは自分たちだけど、
案内されるのはお客様なので「ご案内」

 
あと、例えば「担当」。
担当するのは自分で、お客様じゃないので
「担当の××です」でOK。

担当させていただきます××です」
これだと自分に敬語を使ってることになる。

 
後ろに”させていただきます”つけても、
自分も持ち上げちゃってるので
敬語の意味ナシ。チャラ。

 

でも、実は丁寧語の扱い方って、意外と
敬語の難易度高め。難しいんです。

自分の側なのか、お客様側のものか、
判断が難しいものもあります。

 

じゃあ、何でも「お」「ご」をつけとけば
とりあえず間違いないんじゃない?

 
いえいえ、
そういうものじゃないんです。
 

若者の過剰な敬語使いの背景は?

敬語とは本来、会話の一方が敬語を使い
もう一方は敬語なし、という構図が
はっきりしているものです。

相手を持ち上げ、自分を下げる。
そうすることで相手をうやまうことになる。
そのメリハリが大事。

 
全体的に言葉を丁寧にするだけでは
ない
んです。

昔は、身分階級というものがあって、
敬語を使う側・使われる側の立場も
はっきりしていました。

召使から主人に言葉をかけることなど
なかったと思いますし、
会話の数も少なかったはずです。

 
態度や振る舞いで、すでに敬意を
表していたんですね。

 

現代でも、上司と部下、顧客と店員など
様々な上下関係がありますが、昔ほど、
身分や階級の差があるわけじゃないし、

自分が敬語を使う側になったり、
使われる側になったり、
上下関係が目まぐるしく変わります。
 

そうなると、より一層、きめ細かな
敬語の使い方
が求められるようになります。

人生経験豊富な年配者なら、相手を持ち上げ
自分を下げる会話術も心得ていると思いますが、
若い人には難しいのかもしれません。

 
その結果、敬語の過剰使用となり、
奇妙な敬語が使われるようになった。

若者たちにしわ寄せがいってるようで、
気の毒な感じもしますが……でも、

だからといって、変な敬語のままで
いいわけはありません!

コツをつかんで「敬語使えない奴」から
脱却しましょう!

 

敬語をうまく使うための3つのコツ

難しくて、面倒なイメージの敬語。でも、
使えないより、使えたほうが会話は楽しいです!

敬語をうまく使うためのコツをご紹介します。

 

1.笑顔でハキハキ、自信を持つ

上司や先輩、顧客に、二重三重に敬語を
重ねて
しまう人は……もしかしたら
自分に自信がないのかも。

覚えはありませんか?

 
だったら答えはひとつ!
自信を持って!

表情が豊かな人や、目を見て話せる人は、
言葉が少なくても相手に気持ちが伝わります。

 
逆に、うつむき加減で目を合わせない人は
その分、言葉でおぎなおうとして、
敬語を畳みかけてしまうようです。

是非、相手の表情を見ながらの会話を
心がけてみてください!
 

2.人の会話を見て学ぶ

敬語を学ぶには、他の人の会話の様子
見聞きするのが一番いいんですが、

お手本、身近にありませんか?

 
このとき、敬語を使う側だけでなく、
使われる側の人の存在も大切。

ビジネス敬語の本もいいけど、やっぱり
人が会話をしている様子を見るのが
一番参考になります!

 
間近にお手本となる会話がない、
という場合は、テレビの対談番組
おススメです。

プロのインタビュアーが使う敬語は
勉強になりますよ!
 

3.使い方に迷ったら「です」「ます」だけに

会話の最中に敬語がパパッと出ない
そういうことって、ありますよね。

 
例えば、お客様から何か預かるとき。
敬語に迷ったら、もごもごせず、まず

「預かります」

とにかく、責任をもって預かります、と
すぐしっかり伝えましょう。
しどろもどろになるよりマシです。

目がうつろじゃダメですよ。
笑顔を忘れずに!

 
もちろん、「お預かりします」
スッと言えたらバッチリです。
でも、

「お預かりさせていただきます」
ここまでくると、重ね過ぎです。
使えないのと同類。

まず伝えたいことを「です」「ます」で。
迷ったらシンプルにいきましょう!
 

まとめ

若者じゃなくても、中年でも老年でも、
敬語は難しいものですよね。

敬語は、相手がいてはじめて成り立ちます。

是非、相手のことを第一に考えて、
思いやりのある敬語を使ってください!


 
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