財布ごとカードを紛失!停止と再発行の手続きは?

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友人が先日、喫茶店のトイレで
貴重品が詰まった財布ごと紛失
して、肝を冷やしたそうです。
 

中には、現金、キャッシュカード
クレジットカードに免許証や健康保険証、
と、どれも大事なものばかり。

銀行やカード会社に
連絡したりと、その日は仕事が
手につかなかったそうです。

 
公共料金クレジットカード決済
だったらしく、その後通常の生活に
戻るのに半月程要したとか。

「しまった!と思う前に、リスク分散や
無くした時のシュミレーション
した方がいいよ。」とアドバイスをされ、

確かになぁ、と思いカード紛失時の
停止と再発行手続きについて
調べて
みることにしました。

紛失時の手続き

「血の気が引いた。。」と財布を
無くした友人。

精神的にショックですが、まずは
一刻も早く銀行やカード会社に
連絡をいれましょう。

具体的な手続きを見てみます。
 

キャッシュカードの場合

まずは、銀行に電話をして、即時停止
手続きをとってもらいましょう。

キャッシュカードは紛失して、第三者に
引き出されても泣き寝入りしかない、と
思っていたのですが、そうではないようです。

 

例えば、キャッシュカードがいつの間にか
なくなっていて、紛失に気づいて銀行に
連絡したのが3月31日。

銀行は、紛失連絡以前の引出状況について
本人に連絡をしてくれます。

そこで、身に覚えのない引出し
3月20日に10万円あったとします。

紛失連絡した日から30日以内であり、
また、その第三者による引出に対する
被害届を警察にだせば、

銀行側が補償をしてくれる場合も
あるそうです。

 
つまり、先の例でいう3月20日の
10万円は、補償をしてくれる可能性
あるということです。

あくまでも個別事案ごとに補償の有無を
判断するそうなので、最初からダメと
諦めずに、銀行に相談するのが良い様です。

 

クレジットカードの場合

手順は以下の通りです。

  1. カード会社へ紛失(盗難にあった)
    した旨の連絡をする。
  2. 警察に紛失(盗難)届を出す。
  3. 警察署や交番に紛失(盗難)届を出します。
    届出番号が、「紛失届を出した」
    という証拠になります。

  4. カード会社に、警察で受付して
    もらった届出番号を連絡する。
  5. カード会社に紛失通知をしてから
    60日以内であれば、

    会社に届出番号を知らせることで、
    紛失後に第三者が勝手に
    高額な買い物をしても、

    補償によって本人が支払いを
    しなくてもよくなります。

注意点もいくつかある様です。
知っておくとあわてずに済みますね。

  • 盗難補償をオプション
    つけるカードもある。
  • 申込内容をよく確認しておきましょう。
    ついていると思っていたけど、オプション
    で付け忘れていたら補償が受けられません

  • カード番号・連絡先を
    安心な場所に控えておく。
  • カード番号や連絡先が裏面にかかれた
    カードそのものが手元にないので、
    連絡しようにもあわててしまいます。

    別途どこかに控えるように、
    リスク分散しておきたいですね。

  • 盗難補償が受けられない
    ケースもある。
    • キャッシングによる引出し。
    • クレジットカードによるキャッシングは、
      暗証番号でガードをかけている前提なので、

      第三者が上手く番号を入手して引出しても
      補償がされない事が多いようです。

    • 裏面の署名欄が無記名。
    • カードが手元に届いたら、
      まずは署名が大切です。

    • 暗証番号が推定しやすい。
    • 誕生日の番号だったり、「この人は
      この番号じゃない?」と推測されやすい
      番号を設定している場合は、

      本人の過失とみなされ
      補償されないそうです。

 

再発行の手続き

カード利用の停止依頼連絡をしたら、
まず一安心ですね。

通常の生活に戻れるように、各カードの
再発行手続きへ進みましょう。

 

キャッシュカードの場合

電話で紛失連絡したのと同時に
再発行の申込みができます。

銀行側で、紛失した方に対して
電話での再発行がOKな人か、

支店窓口まで来てもらっての再発行かを、
システム検索でかけて判断するのだそう。

 
電話でOKなら簡単ですが、窓口に行く
場合は、以下のものを用意します。

  • 通帳(ネット通帳の場合は不要)
  • 印鑑(印鑑レス口座の場合は不要)
  • 本人確認書類
  • 再発行手続手数料

このうち、本人確認書類が厄介ですね。
身分証明書類の免許証や健康保険証が
入っていた財布ごと無くした場合は特に。

IMG_0719

全て原本でコピーは不可

免許証の同等のグレードで身分を証明
でき、早く手続きが済ませられる
ものとしては、

  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 住民基本台帳カード(写真付)
  • 印鑑証明書(実印付)

があります。

健康保険証と同じ身分証明グレードは、
免許証より時間がかかりますが、

  • 年金・福祉・身体障害者手帳
  • 母子手帳
  • 住民票

などがあります。

パスポートを普段は持ち歩かない
でしょうから、財布とは別に、家に
保管してあると便利かなと思います。

 

クレジットカードの場合

クレジットカード再発行は、
数週間かかります。

その間にカードで支払いが多い
以下の様なものは、

支払先に個別に連絡して
紛失したカードに替わる
支払方法を取らないといけません。

  • 公共料金
  • 光熱費
  • 携帯料金
  • ネットショッピング
  • ETC

 

まとめ

財布は無くすと本当に精神的に
参りそうです。

キャッシュカードの不正引出に対しては、
泣き寝入りだろうと思っていたのですが、

銀行は親身になって対応してくれそうで
少し驚きでした。

キャッシュカードとクレジットカードは
持つ枚数を最小限に留めた方が、管理が
しやすいそうです。

カード管理が甘くて、身に覚えのない
利用があって調べたら、実は身内の犯行
だった、などと悲しい事例もあるとか。

調べるうちに、自宅のカード類の整理や
利用明細の確認を今一度しようかな、
と思いました。

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