毎朝5時には起きて、朝の支度を始める。
それが私の日課です。
そうでないと、6時半に家を出る家族を
送り出せないんです。
早起きですが、慣れればこのサイクルが
心地いいものです。
でも、この早起きが恨めしく思う日が
年に一度だけあるんです。
それは、健康診断の日の朝。
朝食は食べちゃいけないんですよね。
家族のためにいつも通り早く起き、朝食や
お弁当の準備、そして食事の様子を見ている
のは、結構つらい!
もうお腹ペコペコ。
健康診断の受付時間まで、我慢我慢です。
健康診断の前日や、当日の朝食に制限が
付けられている理由は何となくだけど
わかるような気がします。
でも実際、食事を摂ると検査にどんな
影響が出るんでしょう?
空腹ついでに調べてみましたよ♪
健康診断前の食事の心得とは?
健康診断を受ける際には、基本的に受診する
時間から10時間前から食事を抜くように
なっています。
私が受診する施設の場合、前日の午後9時
以降に食事を摂らないように、となって
いました。
さらに、検査当日の朝食を抜くこと、水分や
喫煙もしないようになっていますよね。
検査のためとはいえ、前日の夜から絶食を
しなければならないのは、つらいです。
しかし、絶食をしないと影響が出てしまう
検査もあります。
胃のバリウム検査も、その一つです。
空になった胃にバリウムを流し込んで
胃壁の凹凸や状態を見る検査です。
空腹でないと正確な結果が出ないので
絶食することになっているんですよ。
さらに、影響を受けやすく検査結果にも
間違いが生じる恐れがあるのが血液検査です。
血液検査は、体の状態をよく知るための
重要な検査です。
具体的に、どんな影響が出るのか詳しく
見ていきましょうね。
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血液検査で出る影響とは?
血液検査項目の中で、食事によって正確な
数値が出ない検査があります。
それが、この2つです。
- 空腹時血糖値
空腹時の血糖値を測り、糖尿病の
リスクを発見するための検査です。空腹時血糖値は、食事によって
数値が上がってしまいます。空腹に負け、真夜中にパンを食べた
結果、基準値をオーバーしてしまった
体験をした人もいますよ。食後の血糖値の上昇で、検査に支障が
出やすいので注意ですよ。 - 中性脂肪
動脈硬化のリスクを調べる検査です。
中性脂肪値は、食後4~6時間後に
最高値を迎え、緩やかに下降します。測定する時間によっても数値の変動が
あるので、空腹時の早朝に測定するのが
基本です。中性脂肪も、食事によって数値が上がる
検査の一つなんですよ。
食事の影響で、正確な数値を判断できなく
なる恐れがあるんです。
お酒も、前日の飲酒は控えるように
なっている場合が多いですよね。
血液中のアルコールを分解するのに
量にもよりますが、長くて半日ほど
かかる場合もあります。
肝機能の数値に影響が出ることも
ありますよ。
自分の健康状態を、年に1度の健康診断で
正確に把握するためにも、決まりは守って
検査に臨んだ方がいいですよね。
まとめ
年齢が増す度に、自分の今の健康状態が
どうなのか、気になる一方です。
身近なところでも、健康診断で病気が
見つかった、という話も聞きます。
初期の乳がんが見つかり、早期発見だった
ため、再発もなく元気に過ごしている友人も
います。
できるだけ正確な数値を知って、病気が
見つかったら早めに対処したいですよね。
年に一度、自分の体のために、前日から
万全に準備して健康診断に臨みたいと
思います♪
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