七夕の飾り付けをする機会があって
子供と一緒に短冊に願い事を書きました。
子どもの短冊には「パン屋さんになりたい」と
書いてあげると子どもに
「ママは何をお願いするの?」
と聞かれたので私は「旅行がしたいな」と
言いました。
願い事を書く時にいろいろな色の紙が
あったので七夕の短冊に書いた願い事が
叶う方法を調べてみました。
短冊は5色
短冊は青、赤、黄、白、黒の5色あります。
その理由は、中国の「五行思想」から
木、火、土、金、水の5つは世の中の
全てのものの基礎と言われていました。
そしてそれぞれ、木が青、火が赤、土が黄、
金が白、水が黒と当てはめられます。
それぞれの色に意味があり、青は「仁」で
人として成長や深さをという意味で赤は
「礼」で周りの人へのお礼や礼儀という意味
黄は「信」で友情や信頼をという意味で
白は「義」で義理やルールをという意味
黒は「智」で勉強や能力をという意味です。
風水では青は、安眠や冷静赤は決断や
仕事運、黄は金運。白は財運やストレス解消、
黒は静けさや強い自我の意味があります。
ですので青の短冊には、
「たくさんの人の役に立てますように」
赤の短冊には、
「両親がいつまでも元気でいられますように」
黄の短冊には、
「お友達をたくさん作れますように」
白の短冊には、「禁煙できますように」
黒の短冊には、
「〇〇大学に合格できますように」
などの願い事を書くといいですよ。
短冊の由来と願い事はいつ書くのか?
短冊が使われるようになったのは、
七夕の夜に貴族が織姫と彦星が
無事に出会えることを祈って
カジの葉に願い事を書いたと
鎌倉時代の「平家物語」に
書かれていました。
そして室町時代には、七夕に書道が上達
するように願い、墨や硯、和歌を詠んで
短冊に書いたものをお供えしていたのです。
一般に広く伝わったのは江戸時代で
習い事が上達するための願掛けとして
笹竹に短冊を飾るようになりました。
七夕の飾りつけは、前日の6日の夜に
行いますので願い事もその時に書きます。
飾り付けを取り外す日は、
7日の朝から7日の夜までと
地域によって異なるのです。
願い事が叶う書き方
「五行思想」の色の意味や風水の色
の意味から願い事にあった短冊に
願い事を書きます。
願い事を書くときは、言い切りに
することをお勧めします。
例えば、「アイドルになりたい」よりも
「アイドルになる」、さらに具体的に
「◯歳にはアイドルになっている」と書きましょう。
その他の書き方は、
「〇〇できた」と過去形に書くことです。
「早く」や「いつか」というものなど期限が
ないものや「ダイエット」や「彼氏」などの
イメージできない表現も良くありません。
書くとしたら「6月に彼氏ができました」
「8月に体重が5キロ落ちて、新しいビキニを
買いに行きました。」など過去形で書きます。
どんな願い事でもその時のイメージを
思い浮かべて短冊に
書くことで願いが叶いやすくなります。
紙に書くことはいいこと
願い事を叶えるためには、紙に書くことを
お勧めします。
スポーツ選手は子供の頃に作文に
具体的な目標を書いていました。
そして目標や夢が叶ったのです。
祈るだけではなく、紙に書いた方がイメージ
できますし、実現しやすいですね。七夕の
短冊の力を借りて願い事を叶えましょう。
願い事が叶わない書き方
願い事が叶う書き方を紹介しましたが
叶わない書き方もあるのです。
「志望校に落ちませんように」とか
「病気になりませんように」
「彼氏にフラれませんように」など
マイナスイメージがある書き方は
良くありません。
このような書き方をすると
脳が志望校に落ちる、病気になる、
彼氏にフラれるなどと
悪いイメージをしてしまいます。
そうすると願いと反対のことが
起こるので気をつけましょう。
まとめ
私たちは短冊に願い事を書いて飾りました。
飾られていた短冊にはいろいろな
願い事が書かれていて
ほとんどが子どもやカップルのもので
ディズニーランドに行きたいとか恋人と
ずっと一緒に入られますようになど
ほんわかする願い事がたくさんありました。
私たちの願い事も叶って欲しいです。
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