正しく知ろうステイロイドの強さ!内服薬と注射

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ある日、首のあたりが痒くなり
見てみると体中に赤い湿疹が・・・

どうやら蕁麻疹らしい。
掻きすぎて肌がぼろぼろ。

病院へ行き、お医者さんから
ステロイド剤の説明を受けました。

痒みが止まるならと、承諾して
お薬をいただきましたが

そんなに危ないものなの?ステロイドって?

正しく知ろうステロイド

ステロイドとは副腎ホルモンの
一部と同じ成分のお薬のようです。

主な成分は

  1. 糖質コルチコイド
    炎症や免疫を抑えて
    血糖を上げる作用があると言われています。
  2. 鉱質コルチコイド
    体内の水分や電解質に作用し
    血圧を上げる作用があると言われています。
  3. テストステロン
    男性ホルモンのようなもので
    筋肉や骨の形成を促進すると言われています。
  4. アナボリックステロイド
    テストステロンに似た合成物
    筋肉を増強するために
    ドーピングで使われたりします。

治療薬として、よく使われているのは
糖質コルチコイドのようで

この成分が細胞に入ると
遺伝子に働きかけて
炎症や免疫を抑制する働きがあるようです。

 

代表的なお薬の一例です。

  • 抗炎症作用が弱い
    コルチゾン・ヒドロコルチゾン
    短時間で消滅すると言われています。
  • 抗炎症作用が中程度
    プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン
    作用時間は18~36時間で
    半減すると言われています。
  • 抗炎症作用が非常に強い
    デキサメサゾン、ベタメタゾン
    作用時間は36~54時間で
    半減すると言われています。
  • 体内にあるホルモンの一部ですが
    過剰にある状態が続くと副作用
    起きる可能性があります。

    • 感染症にかかりやすくなる。
    • 糖尿病を誘引したり
    • 骨粗しょう症になったり
    • 動脈硬化を誘引したり
    • 満月様顔貌になったり。
      顔だけ丸くむくんだような状態です。
    • 精神症状がでたり
    • 胃腸障害など
    • 他にも多数の副作用の報告があるようです。

    高齢者持病がある方
    妊婦他にお薬を飲んでいる方
    必ず、医師に伝える必要があります。

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    内服薬と注射

    内服薬は全身に作用をするようです。
    緊急性が高い場合は
    注射での投与となるようです。

    呼吸器の疾患、肺炎、蕁麻疹、膠原病
    リウマチ、などに処方される
    ことがあります。

    ぜんそくは吸入器に使用されている
    ことがあります。

    特定の疾患に関してですが
    内服薬で改善されないとき

    短期間に大量に投与する
    ステロイドパルス治療があるようです。

    ただし適応となる病態
    症状は限られているようで
    炎症が非常に強い場合に行います。

     

    最後に

    ステロイドの処方に当たり
    医師が慎重に
    効果副作用を考慮しているようです。

    自己判断は厳禁です。
    途中で服用をやめたり、
    増やしたりはしないでください。

     
    一緒に出されたお薬も同様です。
    胃腸薬などと合わせて
    お薬を処方する場合があるようです。

    医師薬剤師の指示に従い
    服用することが肝心です。

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