休日、近所のスーパーで、2歳位の男の子と
ママが、ベーカリーコーナーで、品定めを
していた時のことです。
男の子は、様々な形のパンが楽しかったのか、
陳列のパンを、指で突いてしまったのです。
ママは、気付いていない様子でした。
気になり、ママに伝えようか迷っていると、
どこからか、年輩の女性が現れて、子供に一言。
『買ってもないのに、触っちゃ駄目でしょ!』
男の子は、訳が分からず、その場から脱走。
ママも困惑しながら、訳が分からず、
結局、その場を立ち去ってしまいました。
残されたのは、穴が開いたパンと、
不愉快な思いをした、周りの客たち…。
スーパーで、子供が商品を触る行為は
時々目にしますが、そんな時、
親はもちろん、周囲の大人はどんな対応を
するのが、皆にとって、最良なのでしょう?
私も、実は似たような、経験があるので、
そんな経験も踏まえ、他のママ友から
聞いた話も含めて、まとめてみました。
親が気付いて注意をした場合
親が、我が子のしたことに気付いて、
叱るなり、商品を買い取るなり、相応の
対応をした場合は、言うまでもありません。
周りの大人の出る幕は、ありませんね。
因みに、あくまでも『法的に』ですが、
幼児が、パンや総菜などを素手で触って、
売り物にならなくなった場合、
親が、監督義務を怠ったという事で、
損害賠償責任義務が、発生します。
つまり、店から買取を要求されても当然の事、
というわけです。
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親が気付かず注意をしなかった場合
このケースが、一番厄介です。
対応の仕方次第で、親がどう反応するのか、
全く分からないからです。
また、子供の年齢に応じて、対応の仕方も
変わるので、年齢別に考えてみます。
子供が未就園児の場合
歩き始めから、3歳位までの子供の場合です。
この年齢の子供は、個人差もありますが、
言い聞かせても、やはり興味本位で
行動してしまう事が、多いでしょう。
なので、見知らぬ大人が話しかけても、
子供の心には、まず通じません。
商品に触っているのを見かけたら、親に優しく
『お子さんが、商品に触っていましたよ』と、
商品を指しながら、声かけするのが、お勧めです。
これで、親が否定・反抗するようであれば、
店員さんを呼んでも、無駄と思われるので、
残念ながら、諦めましょう。
子供が園児相当の年齢の場合
4~6歳位、幼稚園相当の子供の場合です。
この年齢の子供は、話せば分かります。
保育園や幼稚園など、集団生活の中で、
ある程度のルールを、身につけているので、
やってしまった事は、反省できるのです。
ただ、問題は、言い方に気を付けないと
子供も親も自分も、不快な思いをすることに
なるので、気をつけましょう。
見かけたらすぐに、子供に優しく、
『もう買ったのかな?まだだったら、
触ったらダメだよ。』
と声かけをしても、構わないでしょう。
何故、ダメなのかは、見知らぬ大人が諭しても
子供には、恐怖心しか残らないので、
敢えて、言わない方が良いでしょう。
大事なのは、その後すぐ、やはり親にも優しく、
子供が、商品を触っていた旨を、
商品を指しながら、伝えましょう。
その際に、理解のある親なら、子供にも
一言声かけしたので、きつく叱らないよう
伝えると、子供の受け止め方も違うはずです。
また、何故、購入前の商品を
触ってはいけないかを、親が諭すでしょう。
ただ、この場合も、親が、否定・反抗する時は、
残念ながら、子供に声かけした時点で、
諦めるしかありません。
さいごに
賛否両論あるでしょうが、皆さんだったら
どう対応しますか?
最近、スーパーで顔なじみの店員さんから
聞く話によると、その場では、周囲の大人の
注意を素直に聞いて、謝るんだそうです。
商品をカゴに入れたから、買い取るのかなと
思ったら、後で、子供が触った商品を
そっと、棚に戻す親が多い、とのことです。
これは、親のモラルの問題なので、
正直、お手上げというより他に、ありません。
因みに、我が家も、息子が3歳位の時、
やはりスーパーの、ベーカリーコーナーで
一瞬の隙に、やらかしてくれました・・・。
仕方がないので、購入して、
その日の、お昼ご飯にした覚えがあります。
幼稚園児になった今でも、油断ならないので、
スーパーでは必ず、手を離しません。
離すのは、子供がお菓子を選ぶときだけ。
それでも、目は絶対に離しません。
子連れの、スーパーでの買い物は、
いつでも、サバイバルなのです。
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