トランプ、このカードで遊んだことが
ある人は多いのでは?
いえ、トランプで遊んだことがない人は
とてもレアなのではないでしょうか。
そんなトランプゲームの中でもババ抜きに
並んで、知名度があり、人気なのが
このゲーム、「スピード」です。
これは、カードを出す速さを競うゲームで
どんくさい私などは負けっぱなしです。
と、私の連敗は置いておいて、知人の子で
このゲームが好きな子がいるのですが
強くなりたくて、ルールを勉強しているとか。
そんな彼が探しているのが、自分の陣地に
同じ数字があった場合の対処方法。
スピードは、手札を早くなくすことが
勝敗のカギを握っているので、この同じ数字の
カードの扱い1つで勝敗が変わる、とか。
なんだか、その場の空気から私も
手伝うことになりました
が、たしかに気にはなります。
今回は、ずるくはない?同じ数字のカードを
持っている時の対処方法と基本のルールに
ついて、ご紹介していきたいと思います。
スピードの基本ルール
これについては、地方によって
人によって言うことが違うので
本当の公式ルールというのがわかりません。
ですので、基本的なルールというものを
押さえた上で、これならわかりやすいかも
という、ルールをご紹介します。
と、いうわけなので、これから説明する
ルール、これがあなたの知っているものと
違っても、気にしないでくださいね。
「へー、そういうルールもあるのか」
ぐらいに、考えていただけるといいかと
思います。
[ad#ad-1]
戦う準備
まず、このゲームは2人で行います。
用意するトランプの枚数はジョーカーを
抜いた、52枚です。
カードの準備
まずは、戦いの準備として紅組と黒組に
トランプの札を分けます。
ハートとダイヤ、スペードとクローバー
この2色に分類したら、カードの山を
交換し、よくきってもらってください。
カードの数字と柄が見えないように裏面に
向けて片手に持ち、構えます。
陣と戦場の確保
自分の陣地と相手の陣地、そして
お互い、カードを出して戦う戦場
この、3つのスペースを確保しましょう。
自分と対戦相手の陣地が確保できて
戦場も決まったら、陣地にカードを
4枚、並べます。
いざ尋常に勝負!
あとは、様々なかけ声、「せーの」とか
「スピード!」などと一緒に、手持ちの
カードから戦場にカードを1枚、出します。
そこからは、このスピードゲームの真骨頂!
戦場に出されたカードの前後にあたるカード
これを相手よりも早く、陣地から出します。
例えば、エースが出たなら、2かキングを
ジャックが出たなら、10かクイーンを。
もし、陣地に出せるカードがないならそこで
ストップですが、相手か、もしくはあなたが
出せるなら、相手の手が止まっても出します。
陣地からカードを出したら、すかさず空いた
スペースに手に持っている新しいカードを
出していき、持ち札を減らしていきましょう。
両者ともに出せなくなったら、また
持ち札からカードを出して、新しいカードで
再戦します。
これを続けていき、先に陣地と持ち札を
なくした方の勝ちです。
と、ここで、問題の部分にぶつかります。
同じ数字のカードが!
自分の陣地に柄こそ違っても同じ数字の
カードがあったなら、どうしますか?
通常、このような場合にはカードを重ね
陣地の場所を空けて、新しいカードを
置く、このような方法を取るかと思います。
ですが、知人の子は、それは卑怯な手では
ないだろうか?と、悩んでいるのです。
それは結局、手札を少しでも減らしてしまう
ということにつながり、平等性に欠ける。
やるなら正々堂々としたいので、どうやって
解決するのが一番だろうか?
人によって言うことが違うので、余計に
混乱してしまい、勝負どころではなくなる。
それでは、困る。
その子は学校の友達と勝負する時、弁当の
おかずや、たまにデザートを賭けているので
結構、切実な問題なのだそうです。
平和ですね、子供って……。
私が思う、この問題への回答は簡単で
単純です。
交渉しちゃいましょう
交渉とはなんだ!?袖の下か!?
と、思う方はいないと思いますが
一応言うと、ルール交渉です。
これについては公式のルール、というのが
やはりなく、あっても非常にあいまいで
あったりします。
ですが、こんなことで揉めるなんて
おかしいでしょう?なので、平和的に
話し合いで解決しましょう。
それは、同じ数字が自分の陣地に出た時に
どうするか?というのを、先んじて
決めておく、という方法。
もしも、重ねて置いて、新しく手札から
カードを出してもいいようなら、その
自分たちの公式ルールに則りましょう。
重ね置きは卑怯だ!ということに
なったなら潔く、カードは陣地で出番を
待つ、という形にしましょう。
ただ、この方法だと、同じ数字が続けて
出た場合などに、陣地が大変なありさまに
なってしまいます。
私個人としては、同じ数字のカードは
重ね置きにして、まさにスピード勝負を
楽しむ方がいいと思います。
お互いに、同じ数字が出た時はこうしよう
というのを決めておくと、これはこれで
フェアに勝負ができると思います。
ルール交渉、ご検討ください。
さて、文字ばっかりでお疲れでしょう。
1本の動画をご用意しました。
この動画では、同じ数字は重ね置き
せず、進行している様子。
これはこれで、まったく支障なく進んで
いっている様子ですので、ルールの検討は
重要なカギとなっているようですね。
実際の勝負というのでは、目が
追いつかないので、こうしたゆっくりの
一風変わった動画もいいと思います。
参考までにどうぞ。
そのご
へたくそなりに、知人の子にアドバイスを
してみましたが、その後、どうなったか?
陣地に同じ数字が出た時、どうするのか?
これについて、知人の子は、私の意見を
取り入れてくれたのか、友達とフェアに
交渉して、決定し、勝負しているそうです。
ただ、同じ数字を重ねて置いても、戦場に
カードを出す時は、1枚ずつ!と
このように決まったのだそうです。
私はてっきり、重ねたまま2枚まとめて
戦場に出すのかと思っていたので、斬新な
ルールにびっくりしました。
子供なりの発想力には恐れ入ります。
あなたのスピードは、どんなルールですか?
同じ数字が出た時は、どうしていますか?
もし、今回の知人の子のようにあいまいな
ルールで困っているようでしたら、新しい
自分たちだけのルール、これを作ってみては?
フェアで楽しい、カードバトルに自分たちの
ルールというのを設けて、恨みっこなしで
勝負に臨んでみてください!
コメント