コンタクトレンズを外した時に、何だか
ちょっと嫌な予感が、指先に感じました。
外したハードコンタクトレンズは、真っ二つ。
そういえば、このレンズって、もう2年以上
使ってるんだった。
本当はいけないことなんだけど、面倒がって
眼科健診も久しぶりになります・・・。
先日、眼科健診を受けてきたのですが、
驚くことに、視力が上がってたんです。
ついでに、乱視も治ってました!
でも、視力検査って、大体どこでも同じ
方法でやってますよね。
ひらがなを読まされたり、円の切れ目のある
方向を答えたり。
一体、どんな基準で、視力を測っている
のでしょう?
当たり前すぎて、考えもしなった視力検査の
方法について、調べてみましたよ!
視力検査の基準とは?
視力検査で必ず使われるのが、切れ目の
入った円状の図形ですね。
切れ目の方向を答えながら、視力の測定を
していきます。
この円形の図形、「ランドルト環」といって
どれぐらいものが見えるのか測定するために
開発されました。
今から約100年前に、ランドルトによって
提案されたのですが、これには決まりが
あります。
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ランドルト環には規格サイズがある
ランドルト環の大きさの規格には決まりが
あります。
直径7.5mmの円状の図形に、1.5mmの幅の
切れ目が入ったランドルト環が基本の
大きさになります。
ランドルト環の切れ目の方向が、5m離れた
場所から見えると、視力1.0になります。
視力1.0となる位置5mを基準にして、半分の
距離2.5mまで近づくと、視力0.5となります。
でも、なぜランドルト環と、立つ位置によって
視力1.0となるのか不思議ですよね?
もう少し詳しく見て見ましょうね。
視力1.0の定義とは?
この既定のサイズのランドルト環を
5m離れた場所から見て、測定するのが
ポイントなんですよ。
ランドルト環の切れ目から、5m離れた目の
位置までをつないだ線にできた角度は、
1分(ふん)となります。
1分とは、角度1°の1/60の大きさになります。
「1分の視覚」と言いますよ。
視力をランドルト環と距離から判断する
ためには、このような式を使います。
つまり、5m離れた場所からランドルト環の
切れ目がしっかり見えた場合、
視力は、1.0、もしくは1.0以上になります。
さらに、ランドルト環の大きさを2倍にすると
切れ目の幅は、3.0mmとなりますよね。
比例の原理で考え、切れ目の幅が2倍なので、
視角も2倍、2分になります。
視力は0.5になります。
実際の視力検査では、同じ立ち位置5mから
動かずに測定しますね。
ランドルト環を、該当する視力に合わせた
大きさにして配置しているんですよ。
まとめ
ランドルト環の大きさと、立ち位置までの
距離によって、視力が割り出されているんです。
立ち位置がランドルト環から5m離れた場所
というのにも、意味があるんですね。
先日の視力検査の結果は、両目とも0.1。
これでも視力は上がったんですが、家族に
言わせると、「げっ!!悪っ!!」でした。
さらに、夫には「老眼がき始めたから、
遠くのものが見えやすくなったんじゃ?」
とまで言われましたが・・・。
でも、やっぱり視界がくっきりしてるのは
気持ちがいいですね。
適切な度数のコンタクトレンズにして、
よく見えるようになりましたよ♪
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