先日、ご近所さんが営んでいるカフェに
子ども達とお邪魔してきました。
ここのマスターは、イギリス出身で、
近隣の学校の英語指導助手(AET)も
やっています。
お店に訪れた時に、たまたま居合わせた
娘の中学校のAETの先生のデイビットさん。
こちらは、アメリカ出身。
娘にしてみれば、学校で顔見知りなので、
話も弾んで、楽しい時間になりました。
娘は、ここぞとばかりに英語の勉強に、と
英語のスペルを紙に書いたりしてました。
そんな時、デイビット先生が、マスターに
英語で「消しゴムちょうだい。」と。
マスターは聞き直して、英語で「消しゴム?」
と言ったのですが、何か違和感が。
あれ?
消しゴムの英語での発音って、2つあるの?
不思議に感じた消しゴムの発音について、
この機会に調べてみましたよ♪
消しゴムを英語で表すと?
消しゴムを英語で書くと、「eraser」です。
中学生で習う英単語ですよね。
この「eraser」という単語は、実は、
2通りの読み方があるんです。
一般的には、「イレイサー」と発音することが
多いようですね。
中学生の娘も、「イレイサー」と習ったよ、
と言っていました。
しかし、消しゴムを表す英単語「eraser」
には、もう一つの発音の仕方があります。
それは、「イレイザー」なんです。
eraserの「ser」を、「ザー」と発音します。
イレイサーとイレイザー。
なぜ、同じ英単語なのに、2通りの発音の
仕方があるのでしょう?
それには、こんな理由があるからなんですよ。
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イギリス英語とアメリカ英語の違い
英語と言っても、単語が同じでも、発音や
アクセントに違いがあります。
これには、イギリス英語とアメリカ英語の
違いが関係しています。
消しゴム「eraser」の発音の場合、
アメリカ英語では、「イレイサー」
イギリス英語では、「イレイザー」となります。
英単語の指す意味は同じであっても、発音が
アメリカ式とイギリス式の違いがあります。
更に言うと、同じ綴りの単語であっても、
意味が全く違う場合もあるんですよ。
消しゴムを意味する単語の場合だと、
アメリカでは「eraser」です。
しかし、イギリスでは、実は「rubber」
(ラバー)が一般的なんです。
もちろん、イギリスでも「eraser」でも
通じます。
私たち日本人にとって、馴染があるのは
「イレイサー」ですよね。
それには、こんな事情があるからなんですよ。
日本の学校はアメリカ式?
日本の学校では、一般的にアメリカ英語を
教えていることが多いです。
韓国、中国、南米などでも、学校では
アメリカ英語が主流です。
カナダで使われている英語も、アメリカと
さほど変わりませんよ。
一方、イギリス英語は、ヨーロッパ諸国や
アフリカなどで学ばれることが多いです。
オーストラリアやニュージーランドでも、
どちらかというとイギリス英語に近い
発音とされていますよ。
特にイギリスは、地域によってアクセントが
異なることが多いんです。
わずか、30kmほど離れた場所でも違うことが
あるほどなんですよ。
アメリカ英語を学んだ人が、イギリス英語を
使う国に訪れると、様々な場面で違和感を
感じるのはこのためなんですね。
まとめ
アメリカ人のデイビット先生にとっては、
「eraser」が消しゴムであるのに対し、
イギリス人のマスターにとっては、消しゴムは
「rubber」というのが、しっくりきていた
のでしょうね。
加えて、発音の仕方も少し違いますしね。
結論的には、どちらでも間違いではない
ということです♪
出身や英語をを学んだ国によって、英語の
発音にも違いがあるのは、とても興味深い!
娘も、今まで以上に英語に好奇心が
芽生えたようです♪
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