以前、カラオケに行ったときの、話です。
MISIAの「Everything」が、
どうしても、歌いたくなって、
歌ってみました。
・・・結果は、惨敗。
Aメロ、Bメロ、とまあ、
ここまでは、いいのですが。
サビの高音で、歌声がカッスカス!
一番の聞かせどころで、
まともに、声が出ませんでした・・・。
好きな歌が、声が出せないせいで、
歌えないなんて!
と、そりゃあもう、ヘコみましたよ・・・。
しかし!です。
出せないなら、出せるようにすれば、
いいのではないか。
そう思い立ち、リベンジに燃えて、
高音を出せる、練習法を、
いろいろ、調べてみました。
高音を出す前に声帯を鍛える!効果的な2つの練習法!
高音域が弱い人は、
どうしても、高い声が、
かすれた、裏声になってしまいます。
これは、声帯が開いてしまって、
息を多く吐いている状態だからです。
そのため、まずは声帯を閉め、
息の量を、適度に調節することが、
必要となります。
つまり、
声帯の筋肉を鍛えるわけですね。
では、さっそく、
その練習法を、挙げていきましょう。
[ad#ad-1]
【練習1】リップロール
リップロールは、
ボイストレーニングでは、
基本中の基本となる、練習法です。
やり方は、
唇を軽く閉じて、プルプル震わせます。
これだけです。
うまくできるようになれば、
今度は「うー」と、低い声(地声)を出し、
そのまま音階を上げ、高音へ移行してみましょう。
プルプル+う~を
低い声→高い声→低い声→高い声、
と続けてみます。
結構、簡単そうに聞こえますが、
始めはなかなか、続かないんですよね。
そういうときは、手で頬を持ち上げてみるといいです。
もちろん、最終的には、
手の支えなしに、できるようにしてください。
また、息を多く吐きすぎると、
唇のプルプルが途切れてしまいます。
息は適度に、出しすぎないようにしましょう。
この「息を出しすぎない」というのは、
実は、重要なポイントなんです。
こうやって、息を調節することによって、
高音を出すときの、適切な息の量が、
自然と身についてくるんですね。
また、リップロールには、
あごや喉、声帯を、リラックスさせる効果もあり、
ウォーミングアップとしても、最適でしょう。
【リップロールのコツ】
【練習2】エッジボイス
エッジボイスとは、
ガラガラ声のことです。
まず、低い声で「あ゙~~~」と、
ガラガラ声を、出してみます。
ヒキガエルの鳴き声のような、
呪いの声のような感じです。
これを、少量の息を吐きながら、やってみます。
息は、喉からではなく、
鼻から抜ける感じで、出すのが、ポイントです。
低い声(地声)でガラガラ声を、出せるようになったら
今度は、リップロールと同じように、
音階を上げていきます。
さらに、地声の限界まで行ったら、
ガラガラ声から、
裏声へ移行してみましょう。
これを繰り返すうちに、
自然と、裏声に力がついてきます。
このガラガラ声を出すときは、
声帯を閉じる筋肉を、
めいっぱい、活用しています。
つまり、息もれのしない裏声を出すために、
とても、効果的な練習なんです。
【ボイトレ・カラオケレッスン講座】
高音の出し方!エッジボイス編 高い声を出す練習
おわりに
さて、ご紹介した練習法を、
いったいどれぐらいやったら、
高音が、出るようになるんでしょう?
目安としては、
リップロールに30分。
エッジボイスに30分。
計1時間程度ですね。
プロ歌手ではない、素人練習なら
これぐらいで、十分だと思います。
あと、この基礎練習のあとに、
好きな歌を、30分ぐらい歌ってみるとしても、
せいぜい1時間半~2時間ぐらい。
このメニューで、
だいたい1か月ぐらいしたら、
高音が、そこそこ出るようになります。
実は、私がこの練習を始めたとき、
がむしゃらになって、
毎日、3~4時間ぐらいやっていたんですね。
案の定、喉を少し痛めてしまいました。
高音域を目指していたはずなのに、
意図せず、ハスキーボイスのできあがり、です。
喉は消耗品なので、
あまり使い続けても、逆効果です。
体調も敏感に影響しますので、
今日はちょっと疲れているな、と思ったら、
10分ぐらいで、止めておきましょう。
とにかく焦らず、
休みながらでも、続けていくこと。
そうすれば、いつかは、
パワフルな高音が、出せるようになります。
継続は力なり、です。
頑張って、ぜひ憧れの高音域を、
手に入れてください!
コメント