久しぶりに友人と会って
ゆっくり話をしていた時の話です。
bura
子供や仕事についての
近況報告になったのですが・・・
その時、友人が親類宅での
食事時に目にしたことを
話してくれました。
年下のいとこが焼き魚を
ほぐそうとしたのだそうですが
普通に箸を使って身と骨が
分けられなかったようです。
おもむろに箸を一本ずつ
両手に持ってほぐし始めました。
友人は少し行儀が悪い
と思ったそうです。
そして、叔母さんがいとこを
叱ったということでした。
すると、他の親戚が箸のマナー
について話してくれたそうです。
これは「ちぎり箸」という
マナー違反だということでした。
そこで私も調べてみたのですが
箸の使い方には
マナーがあったのです。
箸のマナー違反とは
他の人が見て不快に感じない
ことが大切です。
箸の使い方が
美しく見えるには
どうしたらよいでしょうか。
それは、箸を正しく持つこと
が基本になります。
まず、鉛筆を持つように
箸を持ちます。
箸の真ん中より
1㎝ぐらい上を持ちます。
薬指で下の箸、中指で上の箸
を使って動かします。
箸を平行に動かす
ことを心掛けましょう。
箸の先を交差させないように。
では、次にマナー違反の種類です。
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ちぎり箸
箸を一本ずつ両手で持って
料理をちぎることです。
普段通り片手で
二本の箸を使って
少しずつ切りましょう。
迷い箸
料理の上で
何を食べようかと迷うように
箸を移動させることです。
移り箸
一旦箸で持った食べ物を
また皿に戻すことです。
逆さ箸
鍋料理などで
自分の使っている箸の逆さ
を使って取ることです。
口を付けていない箸の逆さは
きれいなように思います。
しかしこれは取り箸を
用意して使うのが
正しいのです。
握り箸
その名の通り、
箸を握って持つことです。
これでは食べ物を箸で
挟むことができません。
刺し箸
一本、もしくは二本同時に
箸を食べ物に突き刺して
口に運ぶことです。
立て箸
ご飯をよそった茶碗に
箸を垂直に立てることです。
箸を箸置きに置くのと
同じつもりで立てて
しまうのでしょう。
これは亡くなった人の
枕元に置く枕飯と
同じ形です。
合わせ箸
箸で取った食べ物を
他の人の箸で受け渡すことです。
死者を火葬した後の
骨を拾う時、
同じことをします。
「立て箸」も「合わせ箸」も
特に縁起が悪い行為です。
葬儀を連想させてしまう
のでやってはいけません。
まとめ
箸のマナーを知っておくと
恥をかかずに済みます。
注意されなくても
他の人は不快に
思っているかもしれません。
気持ちよく食事をして
会話の弾む時間を
共有したいですね。
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