図書館に異変?利用者が増加しているワケ!

雨の日に、外に遊びに行けないと
子どもをつれて図書館へGO!

夏の暑い日に少しでも涼みたくて
図書館へGO!

実際、図書館に足をはこんでみると、
昔の図書館の記憶からは、考えられないくらい、
ヒト、ヒト、ヒトがいっぱい!

しかも子どもからお年寄りまで年代も様々

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なんでこんなに人が集まっているんだろう…
不思議に思ってしまいますよね?

今は少子高齢化や人口の減少などが原因で、
公共の図書館を取り巻く環境は厳しくなっています。

その中で、図書館はいろんな新しい取り組みをして
図書館としてのあり方が変わってきています。

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『図書館海援隊』で地域の課題を解決!

図書館海援隊とは?
平成22年1月に有志の図書館で結成したものです。
 

ハローワークなどの関係部局と連携して
貧困層・生活困窮者の支援など

具体的な地域の問題解決に
役立てる取り組みを本格的に始動しています。

具体的な取組み

  • 労働や生活に関するトラブル解決に役立つ
    図書などの紹介や提供、相談会の開催。
  • こころの問題に関する図書などの紹介や提供、
    相談会・講演会などの開催。
  • 自己啓発や技術・資格・就職に関する図書などの
    紹介や提供。
  • 行政の支援制度に関する資料などの提供や
    説明会・セミナーの開催。

この趣旨に賛同した他の図書館も、その後増え、
それに伴って医療機関、保健福祉センター、法テラス
などの機関とも連携しながら、

医療・健康・福祉・法務などに役立つ支援や
情報の提供が行われています。

そのなかでも、おもしろい取り組みが行われています。

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サッカーのクラブチームと連携!?

その取り組みとは

公共図書館サッカーのクラブチームとのあいだで
連携事業が全国的規模で行われていることです!
 

これは町づくりなど地域活性化の視点から

  • Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)
  • JFL(日本フットボールリーグ)
  • 社会人リーグ
  • なでしこリーグ

などに所属している、グラブチームと連携して
図書館の情報拠点化やプロスポーツチームを核とした
連携事業として開始させたものです。

お互いに活性化を図るため

例えば、
読書週間を中心とした時期に、

図書館からスタジアムへ行こう!
スタジアムから図書館へ行こう!

というキャンペーンを行いました。
このような取組みが評判になることで、

平成24年4月には図書館海援隊活動は49館
参加するまでになりました。

 

文部科学省もこの活動のサポートをしており、
今後も公共図書館のあり方は変わっていくでしょう。

  • クラブチームに関する刊行物のアーカイブ
  • 特別展示の開催
  • 常設コーナーの設置
  • 選手・マスコットのイベントへの参加
  • 他地域の図書館との交換展示など

図書館は新しい利用者を増やしたり、
図書館機能のアピールを!

サッカーのクラブチームは新たなファン層や
広報手段の獲得が期待!

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くつろぎ空間としての図書館へ

なぜ、図書館の利用者数が増えているのでしょう?

 
その理由を文部科学省「社会教育調査」のデータから
かんがえてみると、

1989年の調査では、公共図書館の利用理由は、

  • 本を借りるため(73.9%)
  • 本・雑誌・新聞などをよむため(31.6%)
  • 気晴らしや時間つぶしのため(27.1%)
  • 図書館の雰囲気が好きだから(12.9%)

自由な余暇をすごす場所として、図書館を
利用しているヒトは約4人に1人!少ないですよね。

そこで、
ゆったりとくつろげる施設・設備にする(16.7%)
という回答を取り入れ

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公共図書館では市民の利便性を考慮した
取り組みがなされ、他の施設にくらべて
以下の割合が高くなっています。

  • 日曜・祝日開催している図書館の割合(95.7%)
  • バリアフリー関係設備のある施設割合(91.0%)
  • 障がい者用トイレ(総施設に占める設置割合 80.0%)
  • 障がい者用駐車場(総施設に占める設置割合 58.6%)
  • エレベーター(総施設に占める設置割合 51.4%)
  • 点字による案内(総施設に占める設置割合 27.7%)

高齢化社会において必要なのは、シニア世代にとって
利用しやすい施設であるかどうかが重要視されています。

また、禁煙措置を行っている施設の割合は、
図書館では99.7%
ほぼすべての施設で行われています。

そのうち
「建物内における全面禁煙措置」が82.1%

最近では、路上での禁煙禁止や、
飲食店の分煙化や全面禁煙など
ますます喫煙化の肩身はせまくなる一方ですが、

読むだけで絶対やめられる禁煙率90%の
禁煙セラピー」という本があります。

 
図書館でこの本を読むだけで、
タバコがやめられるかもしれませんね♪

 

さいごに

出版業界の衰退する売上状況からの理由の
ひとつとされている『読書離れ』ですが、

図書館の利用動向みる限り、少なくても
読書』が敬遠されているような動きはないようです。

 
「社会教育調査」から

図書館の登録者数や貸出冊数などの観点で、
図書館の利用状況(帯出者数)を精査してみましょう!

登録者と帯出者

  • 登録者:貸し出しなどの各種サービスを
    利用するために図書館に登録しているヒト
  • 帯出者:図書館外への本の借り受けを行ったヒトで
    延べ人数で数えられている。

例えば

2010年度で1億8,756万人なので、
延べ1億9,000万人に近いヒトが図書館から
本を借りたことになります。

もちろん延べ人数なので、1人で1年間に、
10回借りると、10人とカウントされます。

上記のグラフからみても
図書館の登録者数に大きな変化はなく、
本を借りる人の回数

つまり帯出回数は増加しているようです。

 

現在、公共図書館は、
新しい取り組みや機能の改善を進めることで、

子ども世代からシニア世代までと幅広い年代
利用しやすい施設になってきたこともあるのでは
ないでしょうか?

 
図書館は、個々の家庭で所有することの
できない空間の提供と図書が利用できる場所として
使用でき、しかも市民の共有の財産でもあります。

 
昔は、本は買うものでしたが、節約
収納スペースがないなどの理由で図書館に通ったり

最近は本屋さんが少なくなったことで、
図書館にはじめて行ってみる方も
増えてきているのではないでしょうか。

そこではじめて知る書籍や、雑誌、作家さんも
多くあります。

新刊コーナーにはいろいろな種類の本が集められ
普段読まない分野の本と出会えます。

外国の新聞や雑誌、バックナンバーなども置いてあり、
大きな本屋さんのようです。

買って読んで、おもしろくなかったら、
ガッカリしてしまいますよね?

本はもちろんですが、雑誌やガイドブックなど
1回読めば十分なものもあります。

図書館を利用すれば、まず読んで
気に入って何度も読みたくなるような作品なら
買うことにするなど

本の買い方も変わり、無駄になってしまうような
本の買い物も防げるようになるでしょう。

 
今は、ネット予約や延長手続きもとれますし、
CD、DVDの貸し出しもあります。

「図書館に通うようになってからTSUTAYAに
行かなくなった」なんて声も

図書館によっては、マンガ図書館があり、
マンガも多数予約できたりします。

読書スペースや、学習スペースもあるので、
ずいぶん、空いた時間を利用するのに
便利になりました。

 
図書館が、本を借りる・読む場所だけでなく、
さらに多くのヒトに活用されるといいですね。

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