リラックスタイムにコーヒーを飲む。
コーヒー好きな方にとっては
まさに至福のひとときですね。
美味しいコーヒーを淹れるために
道具や豆選びにこだわるという方も
多いのではないでしょうか。
しかし、どんなに良い豆を手に入れても
保存方法が適切でなければ
せっかくの味や香りが
台無しになってしまうことにも
なりかねません。
コーヒー豆は一度買うと
それなりの期間保存することになります。
どんな容器に入れればいいのか?
どこに置いておけばいいのか?
以前にも詳しく、記事にはしましたが、
今回は、置き場所に触れて書いてます。
→ コーヒー豆の保存方法!賞味期限ってあるの?
少しでも良い状態で長持ちさせるために
コーヒー豆にとってよい保存方法を
みておきましょう。
コーヒー豆を保存する場合に知っておきたいこと
コーヒー豆は、乾燥していることから
保存食のように思われがちですが
実は生鮮食品なのです。
その理由は、豆が呼吸をしているからです。
コーヒー豆は、焙煎された後から
酸素を吸い、炭酸ガスを出します。
この炭酸ガスが、いい香りの元なのですよ。
それが続いている間は
いい香りや味を楽しめるのです。
でも、湿度が高いところにおくと
豆から炭酸ガスがどんどん出て行ってしまい
豆の劣化が早く進んでしまいます。
同時に、豆が湿ってしまうと
淹れたコーヒーも水っぽくなったり
味が悪くなってしまうのです。
豆を長持ちさせるには
炭酸ガスが出るのをなるべく遅くする
長い期間ゆっくり呼吸するようにする
工夫が必要です。
それには、吸いこむための酸素に
できるだけふれさせないことです。
つまり、密閉した場所に置いておく
ということです。
また、温度が10度違うと
呼吸量が倍になるとも言われていますので
容器を置く場所にも注意が必要です。
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保存に適した容器とは?
先に伝えたように
なるべく酸素にふれさせないことが重要です!
なので、密閉できる容器が適しています。
ホームセンターや100均でも売っている
口にゴムパッキンが付いた入れ物が
密閉性の点では適しています。
形は縦長のものの方が
豆が空気に触れる面積が少ないので
オススメです。
材質はプラスチック容器でもガラス瓶でも
大丈夫。
見た目重視で選んでも
使い勝手や安全性で選んでもよいので
お好みで選択してください。
瓶以外でも、食品用タッパーや
チャックつき保存袋でもOKです。
要は、なるべく空気に触れないようにすれば
いいわけです。
コーヒー店で豆を入れてくれる袋は
遮光性に優れていたり、チャック付きだったり
するものもありますが
それでもやはり、一度開けたものは
チャック袋やタッパーに入れて
二重にした方がよりよいでしょう。
豆の袋の口をゴムでしばっただけ、とか
クリップではさんだだけでは
十分であるとはいえません。
そして注意するのは、容器やタッパーなら
コーヒー豆専用のものにする、ということ。
他の食品と一緒にいれたりすると
すぐににおいがうつってしまいます。
空気に触れないのがよいのなら
ポンプで空気を吸い込むといった
真空容器や真空パックの方がよりよいのでは?
と思う方もいるかもしれません。
たしかに空気には触れませんが
開けるときに真空だった反動で
余計に空気を吸い込むので
結果として豆が湿りやすくなってしまうという
落とし穴が。
そもそも、新鮮な豆は多くの炭酸ガスを
出すため
真空状態を保つことは難しいのです。
真空までいかなくても
密封で十分だと思います。
容器はどこに置いておくのがよい?
デザインがかわいいコーヒー缶を
キッチンやカウンターなどに置いておくと
インテリアとしても素敵なのでよさそうですが
気を付けなければいけないのは
やはり気温や湿度の点になります。
春や秋などの気候が穏やかな時期は
大丈夫なのですが
高温になる夏場はもちろん
冬場も近頃では加湿に気を使う
ご家庭が増えていますから
部屋の中は案外湿度が高くなっている
ことがあります。
なので、そのような時期は
室内に容器を置いておくと
豆の劣化が進んでしまう場合が!
また、キッチン周りにはシンクやガスレンジが
ありますので、温度や湿度の変化もあり
豆の保存場所にはあまりよいとはいえません。
風通しが良く、湿気が少なく
直射日光があたらない場所
いわゆる冷暗所がおすすめなのですが
今の住宅事情で冷暗所というと
なかなか当てはまる場所が
ないかもしれません。
ならば、やはりおすすめなのは冷蔵庫。
特にチルドルームや野菜室が温度も上がらず
乾燥しない程度の湿度を保てるので
豆の保存場所に適しているといえます。
ただし、コーヒー豆には香りうつりが
しやすいので、冷蔵庫内の他の食品の
においには注意しましょう。
数週間で飲みきれる量であるなら
あえて冷凍庫で保存する必要はありません。
かえって出し入れのたびに解凍と冷凍を
繰り返すことになり、他の食品同様
豆にとってもよくありません。
1か月以上保存したいという場合は
冷凍した方がよいですが
二重に包む
冷気が直接あたらない場所に入れる、など
工夫しましょう。
また、霜や結露がつくのを防ぐため
出し入れはすばやくするのが基本です。
冷凍しても3カ月程度で
飲みきるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
コーヒー豆が生鮮食品だとは
あまり知られていないのではないでしょうか。
生鮮食品なら、他の食品同様
保存方法には気を使いたいものですよね。
我が家のコーヒー豆は
買ったときの袋がチャック付きだからと
安心していましたが
それだけでは不十分だったのかも?
タッパーを探さなきゃ!
入れ物の選び方ひとつでも
豆の鮮度は長持ちします。
せっかく見つけたお気に入りのコーヒー豆で
美味しいコーヒーをいただくためにも
ぜひ実践してみましょう!
コメント
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