最近血圧が高くなってきた夫。
普通の人で1日10gが目安な塩分を、
1日6gにするよう、
お医者様から指示がありました。
夫はあまり、減塩に積極的ではありません。
特に、麺類が大好きなのです。
うどんもそばもラーメンも大好き。
外食に行くときは必ず、麺類です。
麺類って塩分が多いのではと、
ふと思いました。
気になったので、ラーメン、うどん、そばの
塩分量を調べてみることに!!
ラーメン うどん そば 塩分を比べてみる
調べてみると、それぞれ一食あたりの塩分量は、
次のようになっていました。
チャーシューメン 6.0g
味噌ラーメン 5.9g
醤油ラーメン 5.5g
塩ラーメン 5.5g
きつねうどん 5.8g
たぬきうどん 5.2g
カレーうどん 5.2g
きつねそば 3.3g
天ぷらそば 3.1g
たぬきそば 3.1g
数値は調理法により多少変動します。
お店によっては、もっと
塩分が濃いお店があるかもしれません。
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麺にはどうして塩分が多いの?
夫の好きなチャーシューメン一食で、
一日の塩分6gに相当してしまいます。
どうしてこんなに麺類は、
塩分が多いのでしょうか?
麺に塩分が多いのには理由があります。
麵の原料には小麦粉が使われています。
製麺時に小麦粉に水を入れ、
こねることで、グルテンが形成されます。
グルテンは、小麦などの穀物から
生成されるたんぱく質の一種で、
生地をつなげる働きをします。
このグルテンが形成されることで、
柔らかく弾力のある麺を、
作ることができます。
小麦粉に塩水を加えると、
さらにグルテンが引き締まり、
グルテンの組織がより強力になります。
特にコシのあるうどんには、
塩がかかせません。
そばの場合は、そば粉自体には、
グルテンは入っていません。
しかし、つなぎのために
やはり小麦粉を使っています。
うどんほどには塩を必要としませんが、
グルテン形成のために塩を使っているので、
塩分が含まれています。
ラーメンも同様に、製麺時に
小麦粉を使っているので
グルテン形成のために塩水を使っています。
さらにそれぞれつけ汁やスープにも、
塩分が含まれているので麺類の塩分は
全体的に多くなってしまうのです。
減塩して麺を食べるためには?
今までの説明を全部夫にしました。
夫「それでは、大好きな麺類が
ちっとも食べられないじゃないか。
おれはどうしたらいいんだ。」
私「だって、健康のためじゃない。」
夫「いやだ!
どうしても緬が食べたい!」
そこで、知り合いの栄養士に
相談してみることにしました。
栄養士「緬が食べたいならば、
五目焼きそばがいいわよ。
肉に野菜をたっぷり加えて作れば、
栄養満点のやきそばができるわ。
うす味に作っても、野菜や肉など
素材の旨みでおいしく食べられるの。
どうしてもラーメンが食べたければ、
塩の使われてない無塩製麺ラーメンや、
食塩無添加うどんもあるわよ。
家で減塩醤油でうどんのつけ汁をつくれば、
かなり減塩できるわ。」
夫「なるほど。
調理方法を工夫してみればいいんだね。」
まとめ
麺類には、塩分が多く含まれているのに、
減塩に積極的ではなかった夫。
しかし減塩醤油や減塩緬を使って、
自宅で麺を食べるようにしました。
そのせいか、外ではあまり麺類を食べようと、
いわなくなりました。
どうしても外で食べたいときは、
汁は全部残しているそうです。
これだけで2gから3gの減塩になると、
栄養士さんが言っていました。
血圧が高くなくても、
汁は残した方が良いそうです。
おかげで、血圧も安定してきて、
体調も良いようなので、
ほっとしています。
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