「お母さん、鉛筆の持ち方が僕と違うね。」
数ヶ月前に、小学校低学年の息子にそう言われて
思わずハッとしたことがありました。
そうなんです。
いつの頃からか、私は人とは鉛筆の持ち方が
違っていることに、違和感を感じていました。
しかし、自分で感じてはいたものの、息子に
言われた一言ほど、強烈な一撃はないですね。
子供は正直だから、見たまま感じたままを、
口に出してしまうものです。
きっと大人だって、私の鉛筆を持つ姿を見て、
どんな躾をされてきたのだろうか、と思う人も
いるのでは・・・。
鉛筆の持ち方を正しく矯正したい!
一念発起して取り組んだのが、この方法。
短期間で鉛筆を正しく持てるようになる矯正方法
を、こっそり紹介しますね♪
間違った持ち方とはどんな状態?
お恥ずかしながら、以前までの私の鉛筆の
持ち方とは、
人差し指も中指も、鉛筆に沿わせる持ち方。
鉛筆を支えているのは、薬指なんです。
親指も曲がりすぎだし、誰がどう見たって
持ちにくそうですよね。
でも、この持ち方じゃないと、居心地が悪くて
仕方なかったんです。
他にも、間違った鉛筆の持ち方には、
- 親指の上に、人差し指が被さるように
乗っている。 - 人差し指の上に、親指が乗っかっている。
- 鉛筆を立てすぎている。
- 持つ場所が上の方すぎる。
間違った持ち方は、不自然に見えますよね。
無駄な力が入りすぎているようにも。
間違った持ち方だとしても、長年体に染みついた
自分なりの持ち方は、しっくりくるものです。
しかし、このような持ち方だと、手や肩に
負担がかかってしまいます。
この状態から、私は短期間で正しい持ち方に
チェンジすることができました。
その方法とは・・・。
[ad#ad-1]
正しい鉛筆の持ち方とは?
鉛筆を正しく持つのに、使う指は3本です。
親指と人差し指、中指をくっつけるようにし、
その空間に鉛筆を通す感覚です。
鉛筆は、中指の第一関節で支え、人差し指と
親指でつまむように持つ。
手や指に力は入っていません。
ふんわりと優しく持つようにしましょう。
紙側に軽く小指を置くと、手首が安定しますよ。
正しい鉛筆の持ち方で字を書いていると、
ペンだこは中指にできます。
実際に、正しい持ち方をしてみると、あれ?!
力がうまく入らないんですね。
今までの間違った持ち方は、正しい持ち方とは
違う力のベクトルなんです。
正しい持ち方のはずなのに、思ったように字が
書けないのは、じれったいですよね。
もちろん、最初からうまくなんていきません。
間違った持ち方を矯正するには、指の筋力を
つけていくことが必要なんですよ。
私が正しい持ち方を身に付けた具体的な
矯正方法は、コレです♪
1文字から始めよう!
まずは、正しい持ち方を意識して、1文字だけ
書いてみましょう。
1日1文字、書くだけでいいんです。
最初は力も入らず、薄くてフニャフニャの字に
なるでしょうが、それでOKですよ。
不思議なものですが、5日~7日ほどすると、
少し力が入るようになってきます。
もちろん、筆圧も強く濃くなってきます。
この先は、2文字書いていきましょう。
2文字書いても手が痛くなくなったら、今度は
3文字書きましょう。
ポイントは、無理をしないことです。
手が痛くなる前に止めるぐらいでいいですよ。
苦なく2・3文字が書けるようになるのに、
大体始めてから2週間ほど。
無理せず自分のペースで
ここからは、無理なく書けるだけの文字を
書いていきましょう。
まだ長い時間、正しい持ち方で字を書くことは
手に負担がかかる時期です。
手が痛くなってきたら、以前までの持ち方に
戻して字を書き、しばらくしたら再度正しい
持ち方に戻す。
といったやり方で、正しい持ち方の反復をして
いきましょうね。
始めてから1ヶ月ほど経つと、不思議なほど
自然に正しい持ち方で書いている自分がいます。
とはいえ、まだ筋力は未熟です。
疲れてきたら、無理をしないことが鉄則ですよ。
まとめ
私の場合、このように矯正器具を使わずして
正しい持ち方にしていくことができました。
しかし、何かの助けが必要な場合もあります。
市販で手に入る矯正器具には、こんなものも。
- 鉛筆に差し込んで、指の位置を固定させるもの
- 鉛筆自体が、矯正用に加工してあるもの
また、正しい持ち方に促すようなヒントになる
自作できるものも。
図のように、洗濯バサミを鉛筆に挟んで
使います。
洗濯バサミのV字になっているところに、
人差し指を通して、鉛筆を持ちます。
V字の場所が人差し指のガイドラインには
なりますが、残念ながら書き続けることは困難。
正しい持ち方の感覚を身につけるのには
いいですよ。
このように、自分に合った方法があるかと
思いますが、正しい持ち方を習得するには、
やっぱり手の筋力です!
短期間とは言え、毎日の積み重ねが大事!
コツは、手が痛くなるまで頑張らない!
無理せずコツコツですよ♪
コメント