小学生の頃、メダカを飼いたくて、両親に
おねだりしたことを思い出しました。
「だって、理科の授業でメダカの様子を
見ていているうちに、可愛いなって思って。」
と言ってきたのは、小学生の我が子。
ある日の授業で、理科の先生から、
「理科室のメダカが卵を産んだから、育てて
みたい人にあげるよ。」
と言われて、張り切って名乗り出たのだそう。
これは、チャンス!
子供の好奇心が沸いた時こそ、それが今!
早速学校に行き、メダカの卵をもらい受け、
理科の先生に、孵化させる方法を聞きました。
もちろん、生き物だから、放っておいて
いいはずない。
メダカの卵の孵化には、水温の管理が必要不可欠
なんですって!
メダカの赤ちゃんに会うために、どのような
水温管理をしたらよいのか、紹介しますね♪
メダカの卵が孵化する環境とは?
まずは、メダカの卵が無事に孵化できるような
環境を作ることが大事ですよ。
メダカの卵は、産み付けられた水槽とは別の
容器に移しましょう。
と言うのも、メダカの親は、お腹が空いていると
卵を食べてしまうからなんですよ。
容器はどんなものでもいいのですが、オススメは
観察しやすい、透明で広口のガラスの瓶。
ジャムの空瓶や、ガラスの器などが最適です。
そして、容器に入れる水は、水道水でいいんです。
成魚や稚魚に水道水はダメですが、卵にとっては
殺菌力のある水道水は、適しているんですよ。
水は毎日取り替えて、清潔にします。
そして、卵を孵化させるのに、大事なポイントが
もうひとつあります。
それは、水の温度です!
水温が適切じゃないと、孵化しませんよ。
もっと詳しく、水温について見てみましょうか。
水温はどれぐらいがいいの?
メダカの卵を孵化させるには、孵化まで積算して
250℃必要である、と言われています。
積算で250℃?
一体、どういう意味なんでしょうか。
仮に、1日の平均水温が、25℃であった場合、
10日で孵化する、という意味になりますよ。
つまり、メダカが孵化するのに、こんな式が
成り立ちます。
よって、250℃÷25℃=10日
となると、メダカの卵が孵化する日数は、
平均水温に左右される、ということになります。
もし、平均水温が20℃なら、250÷=20=12.5
12~13日で孵化することになります。
しかし、どんな水温でも孵化するという訳では
なく、10℃になると活動は停止してしまいます。
14℃でもあまり変化が見られない、とのこと。
低い水温では、卵が孵化しにくくなります。
ちなみに、メダカの孵化率が最も高いのは、
水温が20℃前後と、言われています。
水温が28~30℃となると、8~9日で孵化する
のですが、30℃以上にすると、孵化の確立が
低くなります。
メダカに卵を孵化させる適温は、20~25℃
になりますよ。
まとめ
我が家では、メダカの卵を透明のガラスの器に
水道水を入れて、大事に水草ごと放ちました。
毎日水替えをし、水温が25℃ほどになるように
しましたよ。
温度計は、100円ショップにも売っているので、
手軽に手に入ります。
お店によっては、水槽の内側に、吸盤で
貼り付けることのできる水温計もある場合が。
水温の管理に温度計は必須ですので、用意して
おくと便利ですよ。
また、水温が低いと感じたら、窓際に置き、
20℃以下にしないようにしました。
その甲斐あってか、我が子の育てたメダカの
赤ちゃんは、今日も水槽で伸び伸びと泳いでいます♪
メダカの卵が孵化する瞬間、この時を迎えた時
親子で本当に感動してしまいました!
こんな光景が見られるかもしれませんよ♪
メダカの卵を孵化させるには、25℃の水温を
保つと、2週間以内には可愛い赤ちゃんに
会えるはずですよ♪
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