社会人1年目の娘。
今日は会社の先輩とフランス料理を食べに
行くそうです。
娘「ちゃんとしたフランス料理って初めて。
テーブルマナーが自信ないなぁ。
友達からフォークやナイフは外側から
使っていくと聞いたけど、食べ終わったら
フォークとナイフはどう置けばいいの?
ハの字に置くって言ってる友達と、揃えて
お皿の上に置くって言っている友達がいて
よくわからないんだよね。」
私「もう何年もフランス料理なんて食べて
ないなぁ。
どうだったかしら?」
行き慣れた人には簡単なマナー。
しかしそうでない人にとっては、
食事の美味しさを楽しむより、失敗なく
過ごす事に気を取られてしまいますよね。
今回はフランス料理のテーブルマナーに
ついて、調べてみました。
箸休めと食べ終わり
先ほど娘が言っていた通り、食事中、
フォークやナイフの置き方には2つの
置き方があります。
- その料理を食べている途中に箸休めしたい時
- その料理が食べ終わった時
フォークとナイフをハの字に置きます。
その形に置けば、再開時、またすぐに
持てますね。
『すぐ持てる形に置く』と覚えていれば
わかりやすいですね。
フォークとナイフをそろえ、お皿の上に
置きます。
置き方としてはQの形になるようにします。
Oがお皿で、Qの字の最後の棒の部分に
フォークとナイフがくるようにします。
細かく言うと、イギリス式では4:20を指す
くらいの斜めの位置に置きますが、フランス
式では15:15を指す、真横の位置に置きます。
しかし、ここまでこだわる必要はないと思う
ので、『揃えて置く』ということを覚えて
置きましょう。
このように休憩と終了では置き方が違います。
お店の方もフォークの置き方サインでお皿を
下げにくるので、間違えないよう注意しましょう。
全ての料理の食べ終わり
先ほど、料理を食べ終わった際の置き方を
紹介しましたが、全ての料理を食べ終わった
際は、また違った置き方をします。
『もうお腹いっぱいなので、食事を
終了します』を示す際は、フォークと
ナイフをお皿の右側に揃えておきます。
和食ではお店の方が終始お客様の様子に目を
配り、終了の頃を見計らって「お済み
ですか?」と声をかけてくれますね。
箸の置き方で終了を示せたら、お店の方も
楽かもしれませんが、やはりこれも日本の
優れた気配り力なのかもしれませんね。
まとめ
娘「休憩時と終了時、全ての終了時で違う
のね~。
でもそんなに難しくないから何とか
なりそう!
他にもナプキンやスープの飲み方にも
気を付けないといけないよね。
心配な時は先輩の様子を見ながら真似
しちゃおうっと!」
私「お店入る前に、あまりマナーに自信が
ないって伝えておけば、先輩たちも
教えてくれるよ。
せっかくの美味しい料理だから緊張
せずに楽しんできてね。
私もお父さんに連れてってほしいなぁ」
これで娘も大恥をかくことなく、過ごす事が
できそうです。
ちなみに、フォークやナイフに関するマナー
には、以下のようなものもあります。
- 食事途中に落とした場合は自分で拾わず、
お店の方に拾ってもらい、新しい物を
もらいましょう - お肉などの切って食べる食事は、最初に
全てを切らずに、一口ずつ切って食べ
ましょう。
左端からその都度一口大に切り、料理が
冷めないようにします。
私自身はあまりそういったお店に行く機会は
ありませんが、昔会社の上司に連れられて、
高級なお店に連れていかれた時は、
少しゆっくり食べて、周りの人の様子を
見ながら食べていた記憶があります。
友人曰く、意外とガチガチにマナーを
守って食べなくても、外国ではみんな
気楽に食べていたそうです。
せっかく高いお金を払うなら、その味を
かみしめて楽しみたいですね!
コメント