ピアスを付けると、顔周りがパァッと華やかに
なるから好き。
揺れるタイプや、小ぶりで耳たぶにチョコンと
付くタイプや、バリエーションも豊富ですよね。
特に私がお気に入りなのは、ピアスのフックが
U字のようになっている、引っ掛けるピアス。
自分好みのピアスを作ってみたい、興味が高じて
時間がある時に、ハンドメイドをしています。
しかし、数年前に突如、ピアスを付ける度に
耳たぶが赤く炎症するようになりました。
これはもしや、金属アレルギー?!
今までのピアス、お蔵入りの危機!!
ガッカリしましたが、「何か方法はあるはず!」
色々と調べてみた結果、こんないい方法があった!
金属アレルギーでも、オシャレに楽しめる!
ピアスの作り方、大公開です♪
金属アレルギーを起こしやすい金属とは?
金属アレルギーは、誰もが発症する可能性が
ある、と言っても過言ではありません。
花粉症と同じ原理です。
アレルゲン物質にさらされるうちに、体内の
許容できる範囲を超えてしまうことが、原因。
特にピアスは、ピアスホールから皮膚組織に
金属が直接触れるため、発症しやすいのです。
しかし、全ての金属がアレルゲンとなるのか、
というと、そうでもないのですよ。
金属アレルギーを引き起こしやすい物質は、
真鍮(しんちゅう)・水銀・バラジウム
すず
特にニッケルは、金の定着をさせるために
安価なアクセサリーに使用されたり、
ハンダ付けの加工をしてあるピアスにも、
ハンダの成分にニッケルが含まれています。
知らないうちに、ピアスからアレルゲンを
取り込んでいるのは、怖いことですよね。
また、金属アレルギーを引き起こしにくい
物質には、
ジルコニウム・ステンレス
しかし、金の場合、金そのものだけだと
非常に柔らかいので、他の金属と混ぜ合わせて
加工することが多いです。
合金である18金のピアスは、体調によっては、
アレルギーを発症する可能性も。
銀もそう。
シルバー925も、他の金属と混ぜ合わせたもの。
また、メッキ加工も注意が必要です。
このように、金属アレルギーの人にとって、
金属そのものが、脅威の物質なのです。
それでも、ピアスを楽しむ方法があるんですよ。
もちろん、今までの大切なコレクションだって、
捨てずに付けられるんです!
金属アレルギー対応ピアスの作り方
まずは、接着剤を使って、簡単にハンドメイドが
できる方法です。
ピアスホールに、金属のパーツが触れないように
するためには、確実にアレルギーを起こさない
素材を用いることが必須!
金属アレルギーには、樹脂製のパーツが最適です。
樹脂とは、石油が原料の素材です。
上記の写真は、差し込み型の樹脂パーツに直接、
接着剤で飾りの部分を付けてみました。
このタイプには、小さな飾りのピアスが適して
いますね。
樹脂パーツと飾りの部分を用意しておき、
互いに接着剤でくっ付けるので、簡単♪
では、引っ掛けるタイプだと、どのように作って
いくのでしょう?
引っ掛けるタイプの作り方
今回は、一からハンドメイドするのではなく、
自分のコレクションの中から、リメイクする
作り方を紹介しますね。
この方法をマスターしておけば、初めから
ピアス作りをする時にも、応用できますよ♪
準備する物は、
- ラジオペンチ
- 樹脂フック
- 丸カン
樹脂フックは、釣り針型の引っ掛けるタイプの
パーツです。
丸カンは、樹脂フックと飾りの部分をつなぐ
輪っか状のパーツです。
下の写真の矢印部分のつなぎ目から、ペンチで
フックを取り外します。
用意した樹脂フックに、少し広げた丸カンを通し
ピアス本体に取り付けます。
樹脂フックと金属フックを交換するだけで、
金属アレルギー対策のピアスになりますよ。
まとめ
とっても簡単!
慣れてくれば、ものの5分ほどで出来上がります。
更に自分で、デザインした飾りを取り付けたい
場合には、樹脂フックがあれば、いくらでも
バリエーションが作れますね♪
この方法を知ってから、応用して様々なピアスを
作ることもできるので、今まで通り楽しんでます。
オススメの金属アレルギー対応のピアス、
どんどん作って、オシャレを楽しみましょうね♪
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