車の暖房が効かない!原因を突き止めるにはこの方法♪

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猛暑の夏の日、車の冷房なしだと、
暑くて暑くてとてもじゃないけど、いられないものです。

 
になれば、車内は凍り付くように寒い。
真冬なんて、フロントガラスが凍ってガリガリ!

 
もし、暖房が効かないようになったら、
運転なんてできない!

車も、日々進化していて、そんなに壊れることも
少なくなっているからこそ、思いがけない故障
戸惑うことが多いもの。

 
というのも、私は夫と共に、自動車修理工場
営んでいます。

冬場の修理に多い、暖房のトラブル。

いつまで経っても、暖かい風が出てこないのは、
こんな原因があるんです!

 
大事なマイカーを、自分でメンテナンス

暖房が効かない時に、確かめたいポイント
紹介しますね♪

 

暖房ってどんな仕組みなの?

車の暖房って、どうなっているんでしょう?
暖房は、車を動かす力と関係していますよ。

 

車は、エンジンをかけることで、作動します。

エンジンは、回転しながらを生み出し、
爆発を繰り返して、非常に高温になります。

 
しかし、エンジンが高温になったままでいると
オーバーヒートしてしまうので、冷却水
循環させ、熱を冷ましているのですよ。

 
この冷却水を、ラジエーター冷却水と言います。

 

エンジンの熱で温められたラジエーター冷却水は
コアヒーター(空気を温める装置)を熱します。

コアヒーターで熱せられた空気は、ファンにより
車内に送り込まれる、という仕組みです。

 
つまり、エンジンが温まっていない状態で、
いくら暖房の強弱を変えてみても、無駄なこと。

エンジンをかけた直後は、冷たい風だけが
出てくるのは、こんな訳だったんですよ。

 
昨日まで順調だった車の暖房が、突如として
効かなくなってしまった!

この原因には、こんなことが考えられますよ。

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暖房が効かなくなる原因とは?

暖房が効かなくなる原因に考えられるのは、
2つありますよ。

  • エンジンの冷却設備のトラブル
  • ヒーターの温度調節設備のトラブル

 
まずは、エンジンの冷却設備について、
具体的に見ていきましょう。

 

ラジエーター冷却水の確認!

コアヒーターが、温かい風を作り出すために
必要なものが、ラジエーター冷却水です。

緑色や青色の液体です。

 
一般的に、車の最前部に装備されていることが
多いですよ。

ボンネットを開けて、ナンバープレート
裏側にあります。

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冷却水が不足すると、十分にコアヒーターを
温めることができなくなります。

 
また、冷却水をコアヒーターに送り道に、
空気が入っていたりすると、冷却水の流れが
阻害されて、温風が出なくなりますよ。

冷却水が入っているかどうか、確認することで
原因がわかることがあります。

 
冷却水は、半透明の樹脂タンクに入ってます。

LOW」の目盛りよりになっていたら、
要注意ですよ。

冷却水の確認をしてみて、何の問題もないなら
ヒーターの温度調節に問題がありそうですよ。

 

サーモスタットが故障

エンジンが熱くなり過ぎると、オーバーヒート
してしまいます。

エンジンの温度の調節を行っているのが、
サーモスタットという部品です。

 
サーモスタットは、ラジエーター冷却水を
通過させるかどうかの関門なんです。

エンジンを暖機させるためには、冷却水で
冷やす必要がないのですね。

 
高温になれば、冷やす必要が出てくる。

この仕組みを支えているのが、温度を
感知する機能です。

 
エンジンの温度によって、サーモスタットは
開閉します。

完全に開け閉めする訳でなく、温度によって
開き具合の調節ができるんです。

 

しかし、この温度調節が利かなくなると、
開いたままになることがあります。

こうなると、冷却水が流れっぱなしになり、
エンジンを冷却し続けます。

 
この状態だと、暖房はいつまで経っても、
冷たいままとなります。

サーモスタットに故障がある場合には、
メーターの横にある、冷却水温度を確認してみましょう。

20分ほど車を走らせていても、針が中央まで
来ない場合には、サーモスタットの故障が
考えられますよ。

 

まとめ

暖房が効かなくなってしまった時、やはり
相談すべきは、自動車修理業者です。

 
もちろん、宣伝文句ではありませんが、
専門家に対応してもらった方が安心ですよ。

車種や故障の内容によって、修理代も様々
ですが、大体1万円~6万円と、幅があります。

交換する部品によっても、
修理代も違ってきますよ。
 

原因を確認する方法を知っていれば、
何とも心強いものですね。

大事なマイカーを、労わることも、
時には必要ですね♪

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