寒い冬が終わり、ようやく温かい日が多くなって、
ホッとするのもつかの間、すぐに花粉の季節が
やってきます。
花粉症の人には、つらい時期ですね。
私は今のところ、花粉症ではありませんが、
周りの人たちは、ほとんど花粉症といっても
いいくらい、花粉症の人が多いです。
今まで花粉症じゃなかった人も、突然
発症したりするので、私もいつ発症しても、
おかしくなさそうです。
花粉症の人たちはみなさん、辛い思いをしたり、
早めに薬を飲み始めたりと、大変そうです。
花粉症は、アレルギーの一種だと言われています。
アレルギーは、食べ物で症状が軽くなったり、
ひどくなることがある、とも。
もし、この花粉症やアレルギーの症状が、
食べ物で変わるなら、是非知っておきたいですね。
私も、いつ発症するかわからないので、
食べ物と花粉症の症状との関係を、調べてみました。
花粉症やアレルギーと食べ物の関係
花粉症やアレルギーの症状は、食べ物で
悪化したり、逆に軽くなったりするものが
あります。
症状が悪化しやすいものと、和らげるものに
分けてみました。
症状を悪化させる食べ物
- ヒスタミンを多く含むもの
ヒスタミンは、過剰に摂取すると、鼻炎の症状を
引き起こします。
ただし、加熱すれば問題ありません。トマト
ほうれん草
なす
たけのこ - セロトニンを多く含むもの
セロトニンも、過剰に摂取すると、鼻炎を
引き起こします。
こちらも、加熱すれば問題ありません。バナナ
キウイ
パイナップル - 亜硝酸塩を含むもの
亜硝酸塩は、過敏性を高めます。ハム、ソーセージなど。
アルコール類
インスタント食品
ファストフード - トランス脂肪酸を多く含むもの
トランス脂肪酸は、免疫機能を弱らせます。ファストフード、インスタント食品
マーガリン
ショートニング
症状を和らげる食べ物
- しょうが
体を温める効果があるので、風邪に良いのは
有名ですが、花粉症などのアレルギーにも
良いのです。しょうがの主成分である、ジンゲロールという成分は、
花粉やアレルギーの元になる物質が、体内に入っても、
アレルギー反応を、起こしにくくしてくれます。薬味にして冷奴にかけたり、何の料理にでも
入れてみると、肉や魚の臭みもとれて、オススメです。 - 青魚
アジ、いわし、サバなどに含まれる、
DHAやEPAは、アレルギーの症状を起こしにくく
してくれます。アジフライや、サバの味噌煮、サバ缶を使った、
炊き込みご飯などがオススメです。 - しそ
しそに含まれる、ルテリオンという成分は、
活性酸素を取り除いたり、炎症(鼻炎)を、
起こしにくくしてくれます。また、ロスマリン酸という物質がヒスタミンを抑えて、
炎症が起きにくくなります。細く刻んだしそを、味噌と砂糖で炒めると、
ご飯のおかずにピッタリです。
しそのおにぎりも、いいですね。 - ねぎ
ベータカロチンが豊富で、体内に入ると
ビタミンAとなり、細菌や有害物質の侵入を防ぐ、
バリア機能を高めてくれます。ねぎは、薬味に使ったり、色々な料理にも
合うので、便利ですね。 - ヨーグルト
花粉症やアレルギーは、免疫細胞のバランスが
崩れることが原因だと、考えられています。ヨーグルトにも含まれる、いくつかの乳酸菌は、
そのバランスを改善してくれる、働きがあります。即効性はありませんので、花粉症の症状が出る、
1か月前くらいから毎日食べ始めると、良いでしょう。 - ハトムギ
体内の老廃物を排出する、デトックス効果が
期待できます。花粉症やアレルギーなどに対して、消炎効果があり、
症状を軽減してくれることが、期待できます。
はと麦茶は、スーパーなどで手に入りますので、
手軽に採れますね。
まとめ
花粉症は、食べ物で症状を軽くできたり、
逆に悪化させる可能性もあることが、わかりました。
ただ、今回ご紹介した食べ物が、花粉症に良いから
たくさん食べるとか、悪いから絶対に食べない、
など、極端に変えるのは、あまりおすすめできません。
バランスの良い食事をして、そのなかで、
今回のことを参考に、偏りすぎない食生活を
することが、体質改善に繋がるのではないでしょうか。
コメント