「反面教師」という言葉、たまに聞くけれど、
自分で使う機会って、あまり無いですよね。
この間、家でテレビを見ているときに、
子どもから「反面教師の意味って何?」
と聞かれましたが、
改めて考えると、教師の反対ってどういうこと?
と、よくわからなくなってしまい、
上手く答えられませんでした。
そこで、反面教師の意味と使い方について、
改めて調べてみましたので、ご紹介します。
反面教師の意味
反面教師とは、四字熟語のひとつです。
- 悪い面の見本のこと。悪例や悪習のこと。
- 「そうしてはいけない」と教えられる、
人や事例のこと。 - 反省の材料となるような、人や事例のこと。
という意味が、あります。
- その行いが、「そうなってはいけない」
という反対の面を持つこと(=反面) - 人を教育するのに役立つこと(=教師)
この2つの意味を合わせて、
「反面教師」という、四字熟語が完成しました。
元々は中国の言葉で、
毛沢東が、「反面教師」を初めて使ったと、
言われています。
ですから、中国の方に「反面教師」と言えば、
きちんと意味が通じます。
似た意味を持つ言葉を探してみると、
「人のふり見て我がふり直せ」という、
日本のことわざがありました。
このことわざと、関連付けて覚えておくと、
反面教師の意味が、覚えやすいと思います。
反面教師の使い方
反面教師の意味がわかったところで、
次は、反面教師の使い方を、ご紹介します。
具体的な例文を、いくつか挙げてみます。
- (勉強せずにテストで0点をとった友人が
いたとして)、その友人を反面教師として、
一生懸命テスト勉強に取り組む。 - (会社が倒産した社長がいたとして)、
その社長を反面教師として、
しっかりと、会社経営をする。 - (ダメ親がいたとして)、親を反面教師にする。
- 仕事で家にいなかった父を反面教師として、
彼は超がつくほどのイクメンになった。 - いつも話が長い上司を反面教師として、
彼は短い話を心がけるようになった。
例文をいくつか作ってみることで、
反面教師の使い方が、少しずつわかってきました!
まとめ
いかがでしたか。ここでは、
反面教師の意味と使い方について、
ご紹介しました。
よく見聞きする言葉でも、意味を聞かれると、
説明できないことって、意外と多いですよね。
私も、「反面教師」の意味や使い方を
イマイチわかっていなかったのですが、
今回調べてみて、よく理解できました。
これからも、言葉の意味がわからない時は、
きちんと調べて、誤った使い方をしないように、
気をつけようと思います!
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