私には、何となく、心地の悪い思いを感じる、
そんな時がありました。
たわいもない、友人や同僚との談笑の最中に、
自分だけ取り残されたような感覚、です。
どうやら、私は周りの人と笑いのツボが違う。
徐々にコンプレックスを感じ、周囲に合わせて、
無理して笑う自分にも嫌気がさしてくるように。
そんな時、自分の考え方が大きく変わるような、
あるきっかけがありました。
周囲と笑いのツボが違っても、悩まない!
私の経験をお話ししますね。
笑いのツボも個性の一つ
以前の私は、周りの笑いのツボに対して、自分の
感覚からは理解できず、不満がありました。
何が可笑しいの?全然つまらない。
そんな態度をとってしまった事もありました。
周りは、私と違った感覚を持っている、自分は
理解されていない、そう考えてしまう事も。
しかしそれは、私自身の価値観の押し付けなんだ、
そう気付かされた事がありました。
ある時の会話で、何とも可笑しくて、つい笑って
しまったことがありました。
その時、友人の一人が、
「へえ〜。笑いのツボ、そこなんだ!」
こうなると、友人達は私の笑いのツボに、
興味を持つようになりました。
皆と違うところで笑う、私の感性を探ろうと、
質問攻めに!
今まで、私の事を理解して欲しかった反面、
自らをさらけ出せずに、苦しんでいたので、
その時は、本当に嬉しかったのです。
今では、自分の笑いたい時に笑えるように
なりました。
笑いのツボが人と違うから、といって、無理して
周囲に合わせて笑わなくても、大丈夫ですよ!
笑いのツボが違う事で、人間関係のすべてが、
ダメになる事はありませんから!
社会人として必要な事!
学生時代には、気の合う友人達との会話が
多いですが、社会に出れば、そうもいかない。
社内の上司・取引先・お客様など、会話をする
機会もあるし、冗談を言われる場合だって、
結構あります。
自分にとっては、面白くない冗談でも、周りに
合わせて気を使い、愛想笑い、なんて事も。
それも、必要な事です。
人によって、付き合い方を変えていく事も
大切な事ですよ。
と言っても、社会に出れば、ほとんどの人が
やっている事。
近所付き合いや、子供のつながりでの関係など
そういった場面は、たくさんあります。
気負って接する事もありません。
不自然な笑いでも、罪悪感を持たず、さらりと
受け流すのも、大人の対応、というものです。
まとめ
人との付き合いでは、お互いの価値観が常に
交錯して、社会が成り立っています。
育った環境や知識量などによっても、価値観の
違いが生まれてきます。
笑いのツボも、然りです。
笑いのツボが違う、と感じる事は、他の人とは
違った感性の持ち主である、という事です。
同じものを見ていても、多くの想像力と見方の
方向が違えば、捉え方も変わります。
可笑しい!と、興味を持った分野が、異なるのは
素晴らしい個性だと、私は感じます!
また、人との付き合いには、「深さ」があるもの。
深い人ほど、自分をより理解しているから、
自分をさらけ出しても、安心できますね。
無理や気負いをせずに、自分の感性を大事に
してみる事が、大切ですよ♪
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