姑と同居!介護は嫁だけの問題では無い!

みなさんの中にも、旦那さんの姑の
「介護に疲れている」、「介護が来るかもしれない」
と、気が重い方々もいるかと思います。

自分の親ならまだしも、旦那の親。

嫌味やら、嫌がらせやらされて、
早く逝ってくれれば・・・と、不謹慎な
事を思ってしまったり・・・

 
しかし、自分の子の面倒を、みてくれた借りが
あるのも事実。

気が滅入るような「介護」ですが、
これからお話するのは、姑の認知症
介護した、私の母の実体験です。

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介護の幕開け

私の母の場合、なんの予告もなしに、
介護生活が始まりました。

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姑は通院先で脳梗塞を発症。
病院での発症だったため、処置は早かったです。

しかし、症状はすぐに出ました。

 
お金の使い方がわからない

買い物で「600円」と言われ、
お札を6枚出す。

昭和49年頃までは「百円紙幣」が
あったので、その感覚が突然現れたようです。

本人にとっては、いつも通りの行動なのです。

姑本人は母や父に「違うよ」や、
「それさっきしたでしょ?」と
否定されることに苛立ちが募るばかり。

「お前らはオレのこと邪魔だから、
そんなことばっかり言うんだな!」

しかし、そんな姑も明らかに
自分の異変に気づく出来事が・・・

 
日中、一人で家にいるため、
昼食は自分で用意。

その際、鍋に火をかけたままで過ごし、
火事寸前で気がついた。

これでは、みんなに迷惑をかけてしまう。
そう思った姑は、家事をすることから退きました。

それからは、昼食時に母に家に来てもらうことに。

母的にも薬を飲み忘れたり、飲んだ薬を
また飲んでしまっている姑を気にかけていたので、
いい機会になった様です。

 
自分が、以前の自分とは違う、と気づいた姑は
どんどん、酷くなっていきました。

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施設利用の開始

自分が、仕事していたりすると、つきっきりで
面倒を見るのは、厳しいですよね?

もちろん、慣れない「介護」です。

ましてや「姑」の介護となれば、
なおさら、ストレスも尋常ではないです。
 

母の場合、仕事と、自分の両親の介護も重なり、
精神的、体力的に限界が来ていました。

終いには、自損事故まで起こし、
ストレスから、メニエール病も発症。

父も、全てを母に、任せてしまったことを、
反省してました。

そこで、デイサービスの利用を、
開始しました。

 
家にいたい姑は、断固拒否
「追い出すのか!」

みなさんの中にも、お姑さんを、
施設に入れる際、大変苦労されていると
思います。

私の、友人のおばあちゃんも、
泣いて拒否したりしたそうです。

幸い、私の地元は田舎のため、
利用者はほどんどが知り合いです。

○○さんもいるよ
と、なんとか誤魔化し納得。

行ってしまえば、知り合いがいたり、
友達が新たに出来たり・・・

そして迎えに来る、若いイケメン職員に
若干トキメキつつある姑・・・。

楽しく過ごしているようでした。

 
しかし、これに釘を打つ、人物が現れます。

 

何も知らない小姑

父には、姉がいます。

みなさんの中にも、小姑さんがいて、
色々、普段から、口うるさい存在かと思います。

母と、小姑の関係は、まあ、普通と、
いったとこでしょうか。
 

そんな小姑から、姑の様子を伺う電話。

会話も弾み、嬉しそうな姑。

症状が、悪くなっていると、聞いている
小姑からしたら、毎回電話をすると、
会話は、成立している。

そんな様子をみて、
「お母さん、施設に行かせる必要ある?」

母と、父からしたら、
何も知らないくせに・・・

そうです。

姑は、同居している、家族以外の前では、
以前の様に一時的に、回復するのです。

また、他人の前でも、至って普通になります。

みなさんも、姑の介護をしているのに、
小姑から、文句を言われ、ハラワタが、
煮えくり返っている人も、いると思います。

電話で、小姑に何度も、施設の事を言われ、
ついに母は、意を決して、一言

「じゃ、今度、泊まりに来てよ!
数日、一緒にいればわかるから!」

連休を利用して、帰省した小姑。
1日目は、やはり、症状は出ず。

嫁の、おてなみ拝見状態・・・

2日目、自分の母親の、異変に気づく小姑

小姑は、2日目以降、娘として認識しない
時が出てきたのです。

楽しく、会話しているかと思えば、
ところで、お前は誰だ?」と、
聞かれる小姑。

終いには、親戚の誰かと間違えられ、
自分の母親の、症状を理解しました。

 
小姑は、母と、父に謝罪しました。

遠方で、生活している小姑は、
母に、「お母さんのこと、よろしくお願いします」と
何度も言ったそうです。

 
旦那さんに、兄弟(姉妹)がいる方は、
現状を、理解してもらうために、
何日か、姑の様子をみて貰うもの手ですよ。

母は、小姑に理解して貰えたことで、
「スッキリした~」と言ってました。

しかし、小姑はチョットした、嫉妬心
生まれるのも、事実です。

「○○(母)ちゃんと、○○(父)のことは、
ブレないでわかっているのに、娘のことは、
忘れちゃうんだもんね・・・」

でも、その嫉妬心が、小姑の何かを、
駆り立てたのでしょう。

それから、小姑は、介護の手助けをしに、
連休を利用して、帰省してくれました。

 

最終的に嫁が頼り

姑の介護も、終盤に。

排泄も、コントロールできなくなり、
介護施設に入居しました。

会話も、結婚前のことばかり。

もちろん、母は姑の、婚前のことは
知らないので、ニュアンスでうまく返答。

介護施設には、色んな入居者さんがいるも、
家族と入れない寂しさもあった様です。

「お母さんは、今日来るかな?」と、
母を、待ち望んでいたそうです。

ある日、母が施設を尋ねると、
お母さん、オラを見捨てないで!」と、
突然、泣きつかれたそうです。

母は、「私のことを、私と思っているのか、
自分の、お母さんと思っているのか、
わからない」と・・・

「でも、おばあちゃん(姑)には、ホント、
酷いことばかりされたけど、最後には、
頼りにされた!

「酷い人だったけど、なんか、可愛く
思えてきちゃったんだよね」

水分と食事制限をされていた姑。

しかし、「食べ物に、恵まれない時代を生き、
食べることが、大好きな姑の、楽しみを
全部奪うのは、心苦しい。」

しっかり、姑の好物まで理解し、
「半分だけだよ!」と、お餅を差し入れ。
姑の喜ぶ姿すら、母は愛おしくなった様でした。

姑は、幼稚返りの様な状態になり、
母も、子供の面倒を、見ている感覚に
あったように思えます。
 

母が、これまでに姑にされてきた事は、
テレビ番組でやっている様な、
「嫁VS姑バトル」を超える、壮絶なものでした。

私も、その一部始終は、みて来ました。

そのこともあり、介護当初は、
施設に入れちゃって、楽したら?
と、言ったこともありました。

しかし、最後の最後まで、姑を、
自分の母親」と同じように、
介護をし続けました。
 

最後、姑が亡くなった時、
父と小姑は、母に向かって、
長いこと、本当にありがとう!

姑の実の息子や、娘以上に、
親身に介護した、母の姿に
2人は感謝でいっぱいの様でした。

姑が、亡くなった現在、
仏壇には、食べ物を、切らすことなく、
母と、父は、お供え物をしています。

もちろん、姑の好物ばかり・・・

 

辛いからこそ、一人で抱えない

「介護」はストレスが、溜まるもの。

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母いわく、育児は、しっかりと子供に
言い聞かせれば、なんとか言うことを
聞いてくれる。

でも、介護は、自分より長く生きているし、
言い聞かせても、大人だから、そうもいかない。

そのため、うつ状態に陥る人も多いようです。

私の母も、前項にも書きましたが、
自損事故、メニエール病になりました。

でも、塞ぎがちにはなりませんでした。

母は、事故をきっかけに、
「辛い」「助けて」としっかり、
家族に、言えたからだと思います。

子どもに対し、助けを求めたりしない母が、
「助けて」と、いってくることは、
よほどの事なんだ、と思いました。
 
私は、会社を辞め、地元に戻り、
母の、サポートにまわりました。

また、姉も実家に、帰る回数を増やしました。

一度、姉の案で、私たち姉妹と、母と
3人で温泉旅行にも行きました。

その間、父が介護です。

父も、姑が介護施設に、入居してから、
母を日帰り旅行に、連れて行ったり
してくれていました。

また、私が営業として、働いていた際、
取引先の女性が、介護による「うつ状態」に
なっていました。

外に出たくないし、出ても、姑から
帰ってきて!と電話が来るといってました。

その方は、誰にも「辛い状況」を
話せずにいました。

 
私が、母の介護の事を聞くうちに、
自分の現状も、話してくれました。

話を聞いてくれることで、気持ちが
スッキリした!と、元気に、なってくれました。

それから、私は定期的に電話をして、
仕事と一切、関係のない、介護生活の話を、
聞いてあげる様にしてました。

介護に追われ、滅入っている方は、
しっかり、今の気持ちを家族に
伝えてください。

また、奥さん、お母さんが姑の
介護をしている、という方は、
手を、差し伸べてください。

姑に、限らずですが、「介護」は
家族の団結なしでは、乗り越えることは
できないと思います。

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今後、高齢化は、更に進みます。
この問題は、決して、他人事ではないのです。

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