住宅資金を親からの援助で!「贈与税」はどうなる?

home-366927_640-300x199
 

誰しもいつかは、夢のマイホームを手に入れたいもの。
しかし、いざ住宅を購入するとなると出てくる問題……
それが、頭金不足です。

出来ることなら、
生活の為に、ある程度のお金を残したい!
そうなると頼りたくなるのが、親族からの資金援助

これさえあれば、住宅購入にも随分余裕が持てますね。

ということで、親からの援助を受けて
今度こそ、夢のマイホームを購入しよう!

 
……と、言いたいところですが

 
親から受け取るそのお金、
高~い贈与税(ぞうよぜい)
が、かかっています!

これではせっかく貰った資金も、減ってしまうのでは?

でも大丈夫、ここでは
そんな、負担の重い贈与税を、軽くする
様々な方法を、お教えします!

スポンサーリンク



親から貰う

「貰う」ならやっぱり、贈与税がかかるんじゃないの?

確かに、高額の資金を貰う場合
贈与税が、かかってしまいます。
 

そもそも、贈与税とは、1月1日~12月31日を一年間として
その間に、自分が貰った金額の総合計が、
110万円を超えると、支払わなければならない税金です。

110万円を限度とする、基本控除は
暦年課税(れきねんかぜい)と、言われています。

ですから、110万円以内ならば良いのですが、
住宅を購入するのだから、もっと欲しい所ですよね。

 
もしも、金銭の贈与者が直系尊属(ちょっけいそんぞく)
=父母・祖父母など、自分より前の世代で、直接の親族
だった場合は、住宅資金とする金銭に限り、

直系尊属からの住宅取得資金贈与の非課税特例

という特例が、適用されます!

 
これによって、現在2014年末までは
一般的な家屋につき、500万円が非課税限度額になります。

耐震性が高かったり、省エネルギーの家屋はさらに
500万上乗せされ、1000万円が限度額となります。

この特例、実は
暦年課税(110万円)と併用が出来るので、
一般家屋の限度額は、610万円になるんです!

ただ、これは平成26年(2014年)の時点の限度額設定で、
2015年のものは、未だ発表されていません。

スポンサーリンク



将来の財産を前倒しで貰う

これは、一体、どういうことなのか。

相続時精算課税制度
(そうぞくじせいさん かぜいせいど)
という、便利な制度があります。

贈与者が、亡くなった際に、相続する財産の一部を
生前に受与する、という制度です。
 

これなら、2500万円まで控除の対象となります。
但し、2500万円を超えてしまうと、その分には
20%の税がかかってくるので、要注意です。

 
これもまた、非課税特例と併用できるため、
一般家屋の最大限度額は、3000万円となりますね。
(2014年内での制度利用に限る)

この制度は、金銭以外にも適用され、
また、限度額以内なら、何度でも利用できます。

 

しかし!

この制度を利用してしまうと、それ以後、
同人物からの暦年課税は、使えなくなります。

年間の贈与額が、110万円以下であっても、
きちんと申告しなければ、脱税となります。
そして、限度額の残高から差し引かれていきます。

この残高を、超えてしまった場合、
20%の贈与税が、かかっていくことになります。

また、この贈与額は将来、
相続財産に加算され、
相続税が、かかる場合もあります。

 

課税されない方法

上記で紹介した、二つの制度ですが、
実は、適用されるには条件があります。

非課税特例の場合は、例えば

”住宅取得資金の贈与を受けた
翌年の3月15日までに居住すること”

 
つまり、その日までに、
まだまだ、住宅に住める状態ではない場合、
この特例は、認められません。

 

「じゃあ、そもそも贈与税とか関係なく出来ないの!?」
 

実は、二つの方法があるんです。

 

親から資金を”借りる”

借用書を書いて、きちんと借り入れれば、
資金を親から、借りることが出来ます。

借用書には、

  • 借入日
  • 借入額
  • 金利
  • 返済方法
  • 支払回数
  • 返済開始日

などを、必ず明記しましょう。

この際、金利を0%にしたり、
予定通りの返済を、行わなかった場合、
全額が、贈与とみなされてしまうので、注意が必要です。

また、返済は銀行振り込みなど、
履歴の残る方法を、用いるようにしましょう。

 

親が直接、住宅を購入する

二つ目の方法は、住宅の名義を
親との共有名義にしておく、というものです。

但し、登記の際の持ち分の割合を、
資金の負担分と同じ割合、にしておかなければ、
そこでも、贈与税が発生してしまうので、注意しましょう。

この方法であれば、贈与税は発生せず、
わざわざ、借用書を書いておく必要もありませんね。

 

ですが、親の持ち分は死後、相続対象となるので
相続の際に、トラブルにならないようにする必要が、あります。

事前に、推定相続人(すいていそうぞくにん)
=将来、相続が起こる場合に、相続人となるはずの人
の間で、詳細を取り決めておきましょう。

playmobil-451203_640-300x225

おわりに

ややこしい贈与税、嫌になってしまうかも。
でも、これを解決してしまえば、
やっと念願のマイホームが、手に入ります。

よく考え、相談しながら決めて、
いざこざのない、すっきりとした、楽しい新生活を
目指していきましょう!

スポンサーリンク

お気軽にコメントをどうぞ♪