私、再就職する事になりました!
これから入社する予定の会社から、様々な書類を
提出するように言われました。
その中の「健康診断書」なるもの。
今まで、自分個人で、健康診断を受けた
経験がありません!
前職では、年に1度の健康診断は、費用を会社で
負担してくれました。
雇用時の健診費用は、自己負担だと聞いたことが
あるので、今の私には、痛い出費になりそうです。
自分で、総合病院の健康診断を受けると、
どれぐらいの費用がかかるのでしょうか。
調べてみましたよ!
総合病院での健康診断
一般的な健康診断を受けるとは、どれほどの
費用がかかるのか、いくつかの総合病院を
調べてみました。
すると、費用は実に、まちまちなんですね。
8,000円~12,000円ぐらいが相場のようです。
多くは10,000円前後と言ったところでしょうか。
しかし、中には、5,000円ほどの健康診断も。
なぜ、こんなに差があるのでしょうか?
健康診断の費用の違いには、労働安全衛生法と
検査内容が関係しています。
健康診断の項目内容
労働者は、労働安全衛生法の労働安全衛生規則
第44条で、年に1度ほど定期的に健康診断を
受ける義務があります。
つまり、どこかしら就職したなら、年に1度、
健康診断をすることができる、という訳ですね。
定期健康診断は、法的に受けるべき項目が
いくつかあります。
- 既往症・喫煙歴・服薬歴・業務歴などの調査
- 自覚・他覚症状の有無の調査
- 身長・体重・腹囲・聴力・視力の検査
- 胸部エックス線・喀痰検査
- 血圧測定
- 貧血検査
- 肝機能検査
- 血中脂質検査
- 血糖検査
- 尿検査
- 心電図検査
原則として、以上の項目の検査を受けることが
基本となります。
しかし、医師の判断で省略できるものは、
以下の検査になります。
- 20歳以上の身長測定を省略できる
- 40歳未満(35歳は除く)は、
以下の検査を省略できる- 貧血検査
- 血中脂質検査
- 血糖検査
- 肝機能検査
- 心電図検査
- 40歳未満(20・20・30・35歳は除く)で、
- 感染症に関わる医療従事者
- 粉塵作業に関わる者
以上の条件以外の者は、胸部エックス線検査を
省略できる - 胸部エックス線検査の省略・検査結果が良好な
者は、喀痰検査を省略できる
などの省略項目があります。
しかし、法律で、検査を省略できない場合も
ありますよ!
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雇用時の健康診断
労働安全衛生規則第43条により、労働者を雇用
する時には、健康診断をしなければなりません。
原則的には、第44条の基本的な健康診断項目を
省略する事ができません。
しかし、3か月以内に健康診断を受け、診断書と
同じ検査がある場合は、その項目のみ省略が
できますよ。
多くの人は、前職での健康診断から3か月以上は
経った状態での就職になりますね。
健康診断は職場で受けるもの、そんな認識だった
いこともあり、いざ自分でとなると、どうして
よいやら、わからないことだらけ。
就職時に受ける健康診断は、上記の11項目を
フルで受けるようになりますね。
健康診断の費用の差
いくつかの総合病院の健康診断費用を見ると、
項目の数で、金額が変わる事がうかがえます。
一例として、とある総合病院では、
- およそ4,500円での、健康診断の項目内容
- 身長・体重・血圧・腹囲測定
- 尿検査
- 胸部エックス線検査
- 1の検査に、
血液検査がプラスされると、およそ5,000円に。 - 1の検査に、
- 血液検査
- 心電図検査
- 肝機能検査
- 血糖検査
が、プラスされると、およそ9,200円に。
- さらに3の検査に、
血中脂質検査がプラスされる、およそ9,800円
という費用になります。4の検査は、フル項目での検査となります。
このように、健康診断の項目は、受ける人の
年齢などの条件にもよって項目が変化し、
費用にも差が出てくるのですね。
まとめ
私の場合、40歳の節目に、定期健康診断に
追加して受けた超音波検査で異常が見つかりました。
それを機に、法的には検査しなくてもよい項目
ではありますが、毎年、超音波検査を受けていますよ。
私のように、自分の体の不安を、オプションで
検査する事もできます。
もちろん、その分費用はかかりますが、病気の
早期発見にもつながりますね。
若いうちは、健康の不安も少ないので、軽く
考えがちな健康診断ですが、毎年の検査で
自分の健康と向き合うことができますよ!
今一度、自分の体に目を向けてみては
いかがでしょうか?
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